プリキュアオールスターズは、朝日放送テレビ(ABCテレビ)[注 1]・ABCアニメーション[注 2]・ADKエモーションズ[注 3]・東映アニメーション制作のテレビアニメ『プリキュアシリーズ』に登場する歴代主要キャラクター(プリキュア)の総称、並びにそれらのキャラクターが登場するクロスオーバー作品群である。
本項目では、「プリキュアオールスターズ」に該当するシリーズ作品群、およびオールスターズとして扱われるプリキュアを一覧として記述する。
概要
「プリキュアオールスターズ」の名を冠した映画作品は2008年より展開が開始され、翌年以降は春季公開の長編映画として定番化。後述する派生展開なども交えつつ、映画シリーズとしては2016年まで連年にわたって制作が継続された。2017年以降の春映画はクロスオーバー作品というコンセプト自体は踏襲しつつも、「プリキュアオールスターズ」のようなプリキュア全員の共演から、現行作品と直近の2作品との共演作などへと路線を転換しているが、2018年には春映画とは別枠で、「プリキュアシリーズ」15周年記念作品として本作品群の新作が公開された。春映画の公開は2022年より休止、2023年秋公開の映画が20周年記念作品としてオールスターズ映画となった。
上記の映画シリーズの他にも、各種玩具やキャラクター商品、書籍、キャラクターショーや関連イベントなどでも「プリキュアオールスターズ」の名称を冠することがある。また、上記の映画シリーズに出演するプリキュア役の声優が、主題歌などの楽曲歌唱に参加する場合における声優ユニットの名称として用いられることもあり、この場合は作品の性格上、作品や楽曲に応じて参加声優に変動がある。
作品群
映画作品
3D映画作品
テレビ作品
- HUGっと!プリキュア - 第36話にてプリキュアオールスターズのメンバーの一部、第37話にてオールスターズメンバー全員が登場。
音楽CD
ゲーム
プリキュア一覧
下表にて、各作品のレギュラーとして登場するプリキュアおよびそれに準ずる人物を記載する。下表では通常の変身形態を記載し、スーパープリキュアなどの強化変身とされているものは劇中や映画で登場していてもここでは割愛する。ここでは簡潔に記し、キャラクターの詳細や出自等は「プリキュアシリーズ#大まかなシリーズの特徴」および各作品の項目を参照のこと。
デビューとは主に初登場を指し、同プリキュアの続編における形態などは含まない。
変身者の氏名は、下表内では原則として人間界(日本)で使っている名称を記し、本来の名称並びに別名については各作品の項目を参照するものとする。妖精や元敵幹部に関してもこれに準ずる。またパートナー妖精のうち、()でくくってある妖精は、変身や必殺技使用時には関わらないがレギュラーとして登場し全体をサポートする妖精を表す(個人の場合も該当)。
なお、クロスオーバー映画公式プリキュアのキュアエコー(変身者:坂上あゆみ、声:能登麻美子)及びパートナー妖精のグレルとエンエン、『プリキュアオールスターズF』に登場するキュアシュプリーム(変身者:プリム、声:坂本真綾)とキュアプーカ(変身者:プーカ、声:種﨑敦美)、舞台作品「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」に登場するプリキュア、テレビシリーズや映画に登場した番外味方プリキュア、敵によって生み出された悪のプリキュアなどについては、その人物が登場する作品の項目を参照のこと。
一覧内の注釈
- ^ 異世界・パルミエ王国出身の妖精。
- ^ 元は異世界・管理国家ラビリンスの幹部。
- ^ 第1話で先行登場。
- ^ 物語開始前ではコロンをパートナー妖精にしていた。なお、コロンは故人の為にオールスターズの歴代妖精には含まれていないが、一部のオールスターズの特集本ではゆり(キュアムーンライト)のパートナーとして記載されている場合がある。
- ^ 異世界・メイジャーランド出身の妖精。当初はマイナーランドの幹部格として登場。
- ^ 正体を秘匿した「黒ミューズ」として登場。
- ^ メイジャーランドの王女。
- ^ TV本編ではサブキャラクターだが、オールスターズの歴代妖精には含まれている(ただし、一部のオールスターズの特集本では記載されていない場合がある)。
- ^ 異世界・トランプ王国出身のプリキュア。
- ^ 物語開始時点ではひめ(プリンセス)専属だったが、めぐみ(ラブリー)とゆうこ(ハニー)の加入に伴い兼任となる。
- ^ 外国・ブルースカイ王国の王女。
- ^ 姉のまりあ(キュアテンダー)のものを借用。
- ^ 異世界・ホープキングダムの王女。当初はディスダークの幹部格・トワイライトとして登場。
- ^ 映画では一度だけプリキュア(キュアモフルン)に覚醒する。
- ^ 異世界・魔法界出身。
- ^ リンクルスマホンから生まれた妖精。
- ^ 第47話でプリキュア(キュアペコリン)に覚醒する。
- ^ レギュラーキャラではあるが、オールスターズの歴代妖精には含まれていない。
- ^ いちご山出身の妖精で、弟はピカリオ(いちご山の長老と同じく歴代妖精には含まれていないが、オールスターズのグッズなどでは登場している場合がある)。
- ^ 未来の時代にクライアス社によって製造されたアンドロイド。
- ^ 惑星サマーン出身の異星人。
- ^ 惑星レインボー出身の異星人。本名を明かす以前は変身時によって名前を使い分けていた。
- ^ 地球が生み出した精霊の少女。
- ^ 人魚の国・グランオーシャン出身の人魚の少女。
- ^ 当初は怪盗ブンドル団の怪盗・ジェントルーとして登場。
- ^ あまね(フィナーレ)には専属のエナジー妖精は付かず、代わりにパフェのレシピッピが付き添っている。
- ^ 天空の世界・スカイランド出身の少女。
- ^ スカイランド出身のプニバード族の少年。
- ^ 第32話で正式に変身。
- ^ スカイランドの王女。第47話で少女の姿へと成長する(但し、空腹になると幼児の姿に戻る)。
- ^ 犬飼家の飼い犬。人間およびプリキュアに変身できるようになる。
- ^ これまで妖精が担ってきたマスコットキャラクターとしての役割は、犬形態のこむぎと猫形態のユキが担う。
- ^ 第11話で顔見せし、第12話から本格的に登場。第17話で正体が明らかになるとともに正式に変身する。
- ^ 猫屋敷家の飼い猫。人間およびプリキュアに変身できるようになる。
脚注
注釈
- ^ 2018年3月30日までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、朝日放送(ABC、現・朝日放送グループホールディングス)[1][2][3][4]。
- ^ 旧・朝日放送からアニメ事業を分社し、中間持株会社のABCフロンティアホールディングスの子会社として2016年7月1日に発足したアニメーション会社[5]。
- ^ 2018年12月までは、2019年1月の持株会社体制移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、アサツー ディ・ケイ[6]。
- ^ その後、『NewStage3』と『奇跡の魔法!』にも登場し、それ以外と『HUGっと』第37話は声無しのモブキャラクターとして登場している。
出典
- ^ 会社分割による認定放送持株会社体制への移行に関するお知らせ (PDF, 朝日放送,2017年2月8日)
- ^ 会社分割による認定放送持株会社体制への移行に関するお知らせ (PDF, 朝日放送,2017年2月8日)
- ^ 認定放送持株会社の認定等について - 朝日放送,2018年2月7日
- ^ 会社分割による認定放送持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約締結および定款の一部変更(商号および事業目的の変更)に関するお知らせ (PDF, 朝日放送,2017年5月10日)
- ^ 会社分割による放送関連事業の中間持株体制への移行および新会社設立について (PDF, 朝日放送 2016年3月4日)
- ^ プロフェッショナル・ユニットが集積する企業グループへ 持株会社体制への移行に関するお知らせ,アサツー ディ・ケイ,ADKホールディングス,2018年11月21日
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上記記載は「プリキュアオールスターズ」として公式的に扱われるキャラクター(基本的に各シリーズ作品のレギュラーとクロスオーバー映画公式のキュアエコー・キュアシュプリーム・キュアプーカ)およびそれを演じた声優のみとする。 太字表記は主人公格キャラクター。 |
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