デックス東京ビーチ(デックスとうきょうビーチ、英称:DECKS Tokyo Beach)は、東京都港区台場にある都市型のショッピングモールである。
概要
ゆりかもめ開業後の、台場エリアに建てられた最初の大型商業施設であり、台場B街区事業者グループ(住友商事・住友生命保険・大成建設・台場開発・住友海上火災保険(現:三井住友海上火災保険)・興和不動産(現:日鉄興和不動産)・住友建設(現:三井住友建設))が都から敷地を借り受け、事業主体として開発を進め、住商子会社の住商アーバン開発が運営を担う方式で1996年7月12日にオープンした。
2013年9月、台場B街区事業者グループが建物を信託銀行に売却し、建物と賃貸収入を得られる権利を証券化した信託受益権を東急不動産が取得[4]、2016年10月には敷地も取得し、土地・建物を一体で所有していたが[5]、2018年1月から同社系のアクティビア・プロパティーズ投資法人とともに土地・建物を所有している[3] 。運営は東急不動産が建物を取得後もしばらく住商アーバン開発が行っていたが[4]、後に東急不動産SCマネジメントに変更となった。
2000年に隣接して竣工したアクアシティお台場(三菱地所系)とは連接しており、台場エリアの一大ショッピングスポットを形成している。
名称の由来はデッキ[要曖昧さ回避]ボード[要曖昧さ回避]張りのオープンテラスから。
施設構成
船をモチーフにした地上8階建て(登記簿上記載)のショッピングモールで[3]、1、2階の一部には店舗が入るが主に駐車場用途とし、3階以上に店舗、レストラン、アミューズメント施設等を配した。お台場海浜公園駅からはペデストリアンデッキで直結し、建物の一部区画がログテラス風のオープンデッキとなっており、潮風やレインボーブリッジなど周囲の景色を感じ取ることができる。
2000年12月2日、総事業費約80億円を投じた香港の街並みを再現した「台場小香港」(2010年12月に閉鎖)などが入る新館のアイランドモールが完成[2]。既存のCAセガジョイポリスの運営による屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」などが入るシーサイドモールと併せ、延床面積は67,506.91m² となった[3]。
昭和30年代の下町の商店街を再現した「台場一丁目商店街」(2002年10月26日オープン)[6]、レゴブロックをテーマにした屋内型パーク「レゴランド・ディスカバリーセンター東京(2012年6月オープン)[7]、著名人そっくりの蝋人形館「マダム・タッソー東京」(2011年9月〜2012年1月の期間限定で開設。翌年3月15日から常設)など、大幅なリニューアルも適宜行われている。
沿革
フロアマップ
交通
ギャラリー
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台場海浜公園側から見る(2009年3月10日撮影)
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台場海浜公園側から見る(2009年3月10日撮影)
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台場海浜公園側から見る(2009年3月10日撮影)
脚注
- ^ a b 「お台場にリトル香港登場、デックス東京ビーチ、新館、12月オープン」『日本経済新聞』東京版 2000年10月13日
- ^ a b c d e “資産の取得及び貸借に関するお知らせ”. アクティビア・プロパティーズ投資法人 (2017年11月18日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ a b 「東急不、商業施設4割増、お台場の物件100億円で取得、18年度までに40ヵ所」『日本経済新聞』2013年10月6日
- ^ “【売買】デックス東京ビーチを一体所有に、東急不動産”. 日経不動産マーケット情報 (2016年11月11日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ 「デックス東京ビーチに、下町の商店街復活 10月26日オープン」『毎日新聞』東京版 2002年10月1日
- ^ 「東京・お台場に「レゴ」遊具施設、英レジャー大手が進出」『日本経済新聞』2011年6月24日
参考文献
- 『月刊レジャー産業資料』綜合ユニコム、1998年8月。
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