ケイアイレオーネ(欧字名:Keiai Leone、2010年5月19日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2012年の兵庫ジュニアグランプリ、2013年のシリウスステークス、2016年の大井記念、2017年の報知オールスターカップ、フジノウェーブ記念、スパーキングサマーカップ。
馬名の意味は、冠名+イタリア語で「しし座」[2]。
2012年8月26日、小倉競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1200m)でデビューし7着。デビューから3戦は芝で走ったが、全て複勝圏外に終わった。4戦目からダートに転向するとこの判断が功を奏し、転向初戦で初勝利を収めた。さらに条件クラスで一勝し、11月29日に初の重賞挑戦で兵庫ジュニアグランプリに出走。中団から早めに進出し3コーナー手前で先頭に立つと、そのまま押し切り2着アップトゥデイトに5馬身差をつけて完勝、3連勝での重賞初優勝を果たした。
3歳シーズンは2月17日のヒヤシンスステークスより始動。3番人気に支持されたが、9着完敗。3月には初の海外遠征でUAEダービーに出走した(結果は10着)。その後も6月のユニコーンステークス、7月のジャパンダートダービー、8月のレパードステークスは全て3着と、好走はするものの勝ちきれないレースが続いた。9月28日のシリウスステークスは後方追走から直線外を上り最速の豪脚で追い込み、ナイスミーチューをゴール前で差し切り重賞2勝目を挙げた[6]。
4歳シーズンは初戦の東海ステークスで11着に沈むと、結局未勝利のままシーズンを終えることとなった。
5歳となった2015年4月、23日付でJRAの競走馬登録を抹消[2]。南関東・大井(小林分場)の佐宗応和厩舎に転厩した。転厩後初戦となったサンタアニタトロフィーと2戦目のスパーキングサマーカップは共に2着に惜敗した。年末には東京大賞典に出走したが9着に沈み、年内に勝利を挙げることはできなかった。
6歳シーズンは川崎記念より始動し6着。3戦目となった4月のブリリアントカップで2013年9月のシリウスステークス以来約2年7か月ぶり、地方転厩後では初めての勝利を収めた。次走の大井記念は早めに仕掛け、最後は2着クラージュドールに4馬身差をつけ完勝、転厩後初の重賞勝利を挙げた。
7歳シーズンは1月の報知オールスターカップ、3月のフジノウェーブ記念、8月のスパーキングサマーカップと重賞を3勝。8歳も現役を続行したが、3月のフジノウェーブ記念の直前で出走取消、右後肢骨折が判明したためそのまま引退となった[7]。
引退後は日本軽種馬協会静内種馬場研修所にて繋養されている[8]。
以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[9]、nankankeiba.com[10]に基づく。