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YMCA創設者、ジョージ・ウィリアムズ
キリスト教青年会 (キリストきょうせいねんかい、Young Men's Christian Association)、通称YMCA は、キリスト教 主義に立ち、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野で様々な事業を展開する、150年以上の歴史を持つ世界的な組織である。世界的にはYMCA が通用名である。活動理念の根幹にキリスト教精神を据えているが、ボランティア 及びプログラムの参加者の信仰 を規定してはいない。
日本 では、1880年 (明治13年 )に初めて東京にYMCAが設立されて以来(東京YMCA )、全国の主要な都市・大学にYMCAの活動拠点がある。
概説
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(2020年12月 )
1844年 6月6日 に、ジョージ・ウィリアムズ ら教派 を異にする12名のキリスト教青年によって、イギリス ・ロンドン で、キリスト者に限らず青年層に対する啓蒙 及び生活改善事業のための奉仕組織として創立された。
その後、活動 の輪はヨーロッパ およびアメリカ の各地へ広がり、1848年 から1852年 にかけて、エルベルフェルト (ドイツ )、モントリオール 、ボストン 、アムステルダム 、パリ 、ニューヨーク 、ワシントン 、ジュネーブ に相次いでYMCAが創立された。
ジュネーブYMCAを創立し、後に赤十字社 を創設することになるアンリ・デュナン が中心となり、1855年 には、パリ で初めての世界YMCA大会が開かれ、世界YMCA同盟 が結成され「パリ基準」が採択された。同盟の本部はジュネーブに置かれている。日本では、1880年 (明治 13年)に最初のYMCAが東京に設立された(東京YMCA 発足)。
ボランティア 活動やキャンプなどのアウトドア 活動、生涯教育 、体育 教育などの草分け的存在であり、とりわけバレーボール 考案者であるウィリアム・G・モーガン と、バスケットボール 考案者であるジェームズ・ネイスミス がいずれもYMCAの体育教師であったことは有名である。また、日本でも、初めて体育館 と室内プール を開設したのはYMCAであり、英語 教育においてもパイオニア的な役割を果たした。
現在、120以上の国で活動しており、各地のYMCAは本部・支部の関係ではなく、独立した組織であり、それらが国内同盟、世界同盟に加盟する組織形態を持つ。
日本
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(2020年12月 )
日本には、公益財団法人日本YMCA同盟 のほか、それに加盟する形で東京YMCAなど全国の主要都市にYMCAが置かれている。また、旧・帝大をはじめとする大学では学生YMCA が活動している。2014年 (平成 26年)6月時点で日本YMCA同盟には、全国35都市 にある「都市YMCA」および、37の大学 ・高校 にある「学生YMCA」が加盟している[1] 。
歴史
1880年 (明治 13年)5月8日 、青年牧師有志により日本 で最初のYMCAとして東京YMCA が発足した[2] [3] 。その際、初代会長 に就任した小崎弘道 が、Young Menに「青年 」の訳を充てYoung Men's Christian Associationを「基督教青年会」と訳出した。これが「青年」という語 の発祥 とされる。
沿革
東京YMCA初代会長 小崎弘道
第二次世界大戦 終結。元・名誉主事がGHQ 顧問として来日。北米YMCA同盟、世界YMCA同盟との関係修復。
宗教団体法の廃止(1945年12月28日廃止)に伴い、日本基督教団からYMCAが独立。
YMCA寮
下記の大学 では、学生YMCAによる自治寮が設置されている。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク