オルカ鴨川FC(オルカかもがわエフシー、Orca Kamogawa FC)は、千葉県鴨川市をホームタウンとする、日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカークラブである。
歴史
2014年1月、千葉県鴨川市に拠点を置く、「医療法人鉄蕉会亀田メディカルセンター」が設立母体となり創設された。同院のスポーツ医学科に所属する大内医師が地域にホームチームがないのを問題視し、鴨川市サッカー協会の山田氏と鴨川市、亀田メディカルセンターへ働きかけた。元なでしこジャパンの北本綾子が選手兼監督として就任し、なでしこリーグ経験者6人を含む17人の選手でチームがスタート[1]。
2014年シーズンは千葉県女子サッカーリーグ2部で2位となったが、1部リーグの参加チーム数増加に伴い1部リーグへ昇格した[2]。
2015年は当初の目標の通り1部リーグで優勝[3]。関東女子サッカー選手権大会では2回戦で筑波大学に破れ[4]皇后杯への出場はならなかったが、同年度チャレンジリーグ入れ替え戦予選大会への参加申請が審査の結果認められ、同大会へ出場。第1戦のディオッサ出雲F.C.には3対1[5]、セレッソ大阪堺ガールズに4対2[6]、INAC神戸レオンチーナに6対0で[7]いずれも勝利し、入れ替え戦出場権を獲得した。入れ替え戦ではチャレンジリーグWEST6位の益城ルネサンス熊本フットボールクラブと対戦。ホームでの第1戦は0-1、アウェイでの第2戦は1-2の合計2-2だったがアウェーゴールルールで破り、発足2年目でのチャレンジリーグ昇格を果たした[8]。
2016年、チャレンジリーグEASTで優勝し順位決定プレーオフに進出。プレーオフでは3戦全勝で1位となり、なでしこリーグ2部への昇格を決めた[9]。また、育成チーム「オルカ鴨川BU(オルカかもがわビーユー)」もこの年に設立している[10]。
2020年、WEリーグ創設に伴う日本女子サッカーリーグの再編により、2021年なでしこリーグ1部への昇格が決定した[11]。
2023年シーズン、なでしこリーグ1部 第21節 静岡SSUボニータ戦において1対0で勝利し、チーム創立10年目にして1部リーグ初優勝が決定した[12][13]。
年度別成績・歴代監督
タイトル
所属選手・スタッフ
- 2024年
トップチーム(オルカ鴨川FC)
スタッフ
選手
歴代所属選手・監督
監督
選手
1-10
11-20
21-30
31-40
41-50
51-
|
51 |
52 |
53 |
54 |
55
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2024
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- |
- |
- |
- |
-
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2023
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2022
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竹本愛 |
小島さつき |
長谷川珠侑 |
木村美桜 |
松尾美月
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2021
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野中麻衣
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2020
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- |
-
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2019
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-
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2018
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- |
-
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2017
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2016
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2015
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2014
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51 |
52 |
53 |
54 |
55
|
ユニフォーム
ユニフォームの色
カラー
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シャツ
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パンツ
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ストッキング
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FP(1st)
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青
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青
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青
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FP(2nd)
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白
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黒
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白
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GK(1st)
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黄
|
黄
|
黄
|
GK(2nd)
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ピンク
|
ピンク
|
ピンク
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チームカラー
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 |
スポンサー名 |
表記 |
掲出年 |
備考
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胸
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医療法人鉄蕉会 |
Kameda Medical Center |
2016年 - |
|
鎖骨
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鎌ヶ谷巧業 |
鎌ヶ谷巧業 |
2018年 - |
左側に表記
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渡辺パイプ |
SEDIΛ SYSTEM |
2018年 - |
右側に表記
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背中上部
|
日本経営 |
日本経営 |
2016年 - |
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背中下部
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サンリツ |
SΛNRITSU |
2016年 - |
2014年途中 - 2015年は背中上部 2016年は背中下部とパンツ
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袖
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ホテル三日月 |
ホテル三日月 |
2014年途中 - |
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パンツ前面
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千葉興業銀行 |
ちば興銀 |
2017年 - |
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パンツ背面
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進日本工業 |
W |
2022年 - |
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ユニフォームサプライヤーの遍歴
歴代ユニフォームスポンサー年表
関連項目
脚注
外部リンク