ウェスタン・カンファレンス(Western Conference)は、北米プロバスケットボールリーグNBAの二つあるカンファレンスのうちの一つ。もう一つは、イースタン・カンファレンス (Eastern Conference)。それぞれのカンファレンスが3つのディビジョンを持ち、ディビジョンは各5チームで構成されている。ウェスタン・カンファレンスは、ノースウェスト・ディビジョンの5チーム、サウスウェスト・ディビジョンの5チーム、パシフィック・ディビジョンの5チームが所属する。
ウェスタン・カンファレンスの所属チームは次のとおり:
現在の地区割りは2004-2005シーズンよりシャーロット・ボブキャッツが30チーム目のフランチャイズとして加入した際のフォーマットとなっておりミッドウェスト・ディビジョンが廃止されサウスウェスト・ディビジョン、ノースウェスト・ディビジョンが新設された。またニューオーリンズ・ホーネッツがイースタン・カンファレンスのセントラル・ディビジョンからウェスタン・カンファレンスのサウスウェスト・ディビジョンに移った。
消滅したチーム
イースタン・カンファレンスに移ったチーム
2007年以降のプレーオフには各ディビジョン優勝したチーム及びディビジョン優勝を逃したチームの中で最高勝率をあげたチームが第1シードから第4シード、残ったチームのうち勝率の良いチームから第5シードから第8シードとなる。ディビジョン優勝を逃した場合でも他のディビジョン優勝したチームよりも勝率で上回った場合は第2シード、第3シードとなる可能性がある。ホームコートアドバンテージは対戦するチームの勝率により決定される。例えば第3シードのチームより第6シードのチームの方が勝率で上回る場合、第6シードのチームがホームコートアドバンテージを与えられる。
地区優勝したチームが第1シードから第3シード、その他チームが第4シードから第8シードとなる場合、ディビジョン優勝を逃したチームのうち最も勝率が高いチームが他の2つの地区優勝したチームより勝率で上回っていた場合にカンファレンスセミファイナルで勝率上位の2チームが対戦しないよう配慮がされている。実際2006年のプレーオフではウェスタン・カンファレンスの勝率1位、2位となったサンアントニオ・スパーズ、ダラス・マーベリックスが共にサウスウェスト・ディビジョンに所属していたため両チームはカンファレンスセミファイナルで対戦した。また第3シードとなったデンバー・ナゲッツはカンファレンスの第4、第5、第6、第7シードのチームよりも勝率が悪かった。その後NBAはカンファレンスの最良の2チームがカンファレンスファイナルまで対戦しないようフォーマットが変更された。プレーオフ1回戦、2回戦、カンファレンスファイナルを勝ち上がったチームがイースタンカンファレンスの優勝チームとNBAファイナルで対戦することとなる。全てのラウンドは7試合制で行われ先に4勝したチームが勝ちあがる(かつてはプレーオフ1回戦は5試合制で行われ先に3勝したチームが勝ちあがった。)。