アドゥワ 誠広島東洋カープ #48 |
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基本情報 |
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国籍 |
日本 |
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出身地 |
熊本県熊本市中央区 |
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生年月日 |
(1998-10-02) 1998年10月2日(26歳) |
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身長 体重 |
196 cm 84 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
右投右打 |
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ポジション |
投手 |
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プロ入り |
2016年 ドラフト5位 |
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初出場 |
2018年4月4日 |
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年俸 |
3400万円(2025年)[1] |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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アドゥワ 誠(アドゥワ まこと、英: Makoto Aduwa、1998年10月2日 - )は、熊本県熊本市中央区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
小学校から熊本中央リトルで野球を始め、熊本市立出水中学校時代は熊本中央リトルに所属[2]。
松山聖陵高等学校では、1・2年の時は全国的には無名だったものの、3年夏の第98回全国高等学校野球選手権大会にエースとして出場した。同大会では準優勝した北海高等学校と初戦で対戦し、サヨナラ負けで敗退した[3]。高校の2学年後輩には土居豪人(現・ロッテ)がいた。
2016年10月20日に行われたドラフト会議で広島東洋カープから5位指名を受け、11月17日に契約金3000万円、年俸480万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[4]。
広島時代
2018年(2年目)は開幕を一軍で迎え、その後一度も二軍に落ちることなく中継ぎとして活躍した。4月26日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初ホールドを記録し、19歳6か月でのホールドは球団最年少記録となった[5]。
2019年、4月10日に一軍昇格[6]。4月23日の中日ドラゴンズ戦でプロ初先発を果たした[7]。3度目の先発となった5月12日のDeNA戦で、プロ初完投でシーズン初勝利を挙げた[8]。この試合では自身のバットで適時打も放ち、鈴木誠也、磯村嘉孝とともにヒーローインタビューを受けた[9]。
2020年は二軍では先発で10試合に登板し、5勝3敗、防御率2.19の成績を残したが、9月26日の二軍公式戦登板を最後に実戦から離れる。球速を追い求めた結果、上半身に頼って投球のバランスを崩し、肘に負担がかかって故障し[10]、10月22日には群馬県館林市の病院で右肘関節鏡視下骨軟骨掻破・骨棘切除の手術を受けた。プロ1年目以来の一軍登板無しでシーズンを終えた[11]。
2021年は春季の二軍キャンプにて、ブルペンで立ち投げできるまでに回復[12]。しかし、手術した肘とは別の場所の肉離れを起こし、ほとんど投げることはできずに1年を過ごした[13]。
2022年シーズン開幕前に受けたインタビューでは、肘の状態について6割程度は回復してきていると回答している[13]。3月30日の二軍公式戦で実戦に復帰し、1回を無失点に抑えた[14]。以降、一軍への復帰は果たせなかったものの、二軍公式戦に中継ぎや先発で計20試合に登板し、2勝7敗、防御率4.30の成績を残した[15]。シーズン終了後にはみやざきフェニックス・リーグにも参加した[16]。
2023年はリリーフとして4年ぶりに一軍登板を果たし、14試合に登板。8月29日の巨人戦では4年ぶりの勝利を記録した[17]。
2024年は先発に再挑戦[18]。オープン戦で防御率1.88を記録し、開幕ローテーション入りをつかんだ[19]。開幕3戦目のDeNA戦で5回1失点にまとめる投球を見せ、2019年8月6日のDeNA戦以来の先発勝利投手となった[20]。8月6日には、4回まで無安打の投球を見せ、プロ初の完封勝利を達成[21]。最終的に6勝4敗、防御率3.13を記録し[22]、オフに2200万円増の推定年俸3400万円で契約を更改した[23]。
選手としての特徴
最速150km/hのナチュラルに動く速球を持ち味とする。変化球はチェンジアップ、カーブ、スライダーを投げる。また、フィールディングを得意とする[3]。かつては長身から投げ下ろす投球フォームだったが[24]、肘の手術後はややスリークォーター気味のフォームとなった[25]。
人物
ナイジェリア出身の父と日本人の母を持ち、母は元バレーボール選手で[4]ダイエー・オレンジアタッカーズで7年間プレーした酒本純子[26]。
兄のアドゥワ大も投手としてプレーした野球選手で、2021年シーズンはBCリーグ・新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに所属していた[27][28]。
詳細情報
年度別投手成績
年
度 |
球
団 |
登
板 |
先
発 |
完
投 |
完
封 |
無 四 球 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝
率 |
打
者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬
遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴
投 |
ボ 丨 ク |
失
点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P
|
2018
|
広島
|
53 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
2 |
0 |
5 |
.750 |
293 |
67.1 |
62 |
4 |
36 |
1 |
2 |
30 |
2 |
0 |
29 |
28 |
3.74 |
1.46
|
2019
|
19 |
14 |
1 |
0 |
1 |
3 |
5 |
0 |
0 |
.375 |
404 |
91.2 |
101 |
14 |
27 |
0 |
4 |
52 |
2 |
0 |
52 |
44 |
4.32 |
1.40
|
2023
|
14 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1.000 |
67 |
16.2 |
15 |
1 |
2 |
0 |
1 |
13 |
0 |
0 |
6 |
6 |
3.24 |
1.02
|
2024
|
20 |
18 |
1 |
1 |
0 |
6 |
4 |
0 |
0 |
.600 |
452 |
106.1 |
102 |
9 |
29 |
2 |
5 |
61 |
0 |
0 |
43 |
37 |
3.13 |
1.23
|
通算:4年
|
106 |
32 |
2 |
1 |
1 |
16 |
11 |
0 |
6 |
.593 |
1216 |
282.0 |
280 |
28 |
94 |
3 |
12 |
156 |
4 |
0 |
130 |
115 |
3.67 |
1.33
|
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2018
|
広島
|
53 |
6 |
20 |
1 |
0 |
.963
|
2019
|
19 |
6 |
19 |
1 |
0 |
.962
|
2023
|
14 |
2 |
2 |
0 |
0 |
1.000
|
2024
|
20 |
7 |
16 |
0 |
0 |
1.000
|
通算
|
106 |
21 |
57 |
2 |
0 |
.975
|
記録
- 初記録
- 投手記録
- 打撃記録
- 初打席:2018年7月22日、対読売ジャイアンツ16回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏無死一塁で今村信貴からスリーバント失敗
- 初安打:2018年8月26日、対中日ドラゴンズ21回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏二死一塁で藤嶋健人から中前安打[30]
- 初打点 : 2019年5月12日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に京山将弥から右前適時打
登場曲
- 「Junpshot」Dawin(2018年)
- 「海雪」ジェロ(2018年)
- 「広島天国」南一誠(2018年 - )
背番号
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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監督・コーチ |
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監督 | |
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一軍コーチ | |
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二軍監督・コーチ | |
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三軍コーチ | |
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