わらべや日洋ホールディングス

わらべや日洋ホールディングス株式会社
WARABEYA NICHIYO HOLDINGS CO., LTD.
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 2918
1999年11月4日上場
本社所在地 日本の旗 日本
162-8020
東京都新宿区富久町13番19号[2]
設立 1964年3月18日
業種 食料品
法人番号 9012701001077
事業内容 調理済食品の製造を行う企業グループの持株会社
代表者 代表取締役会長 大友啓行
代表取締役社長 辻英男
資本金 80億4900万円
(2023年2月28日現在)[3]
発行済株式総数 1762万5660株
(2023年2月28日現在)[3]
売上高 連結: 1944億1600万円
(2023年2月期)[3]
営業利益 連結: 49億8500万円
(2023年2月期)[3]
経常利益 連結: 46億2800万円
(2023年2月期)[3]
純利益 連結: 28億1000万円
(2023年2月期)[3]
純資産 連結: 515億2900万円
(2023年2月28日現在)[3]
総資産 連結: 926億8400万円
(2023年2月28日現在)[3]
従業員数 連結: 1,875人
単独: 84人
(2023年2月28日現在)[3]
決算期 2月末日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人[3]
主要株主 セブン-イレブン・ジャパン 12.46%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.72%
大友アセットマネジメント 7.66%
MIZUHO SECURITIES ASIA LIMITED CLIENT A/C 5.53%
大友啓行 2.96%
わらべや日洋ホールディングス共栄会 3.06%
日本カストディ銀行(信託口) 4.05%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 1.96%
DBS BANK LTD 7001 2.18%
SMBC日興証券 2.17%
(2023年2月28日現在)[3]
主要子会社 わらべや日洋食品株式会社 100.0%
わらべや日洋インターナショナル株式会社 100.0%
わらべやデリカ株式会社 100.0%
株式会社日洋 100.0%
株式会社ベストランス 100.0%
株式会社わらべやハートフル 100.0%
関係する人物 大友太郎(創業者)
外部リンク https://www.warabeya.co.jp/
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わらべや日洋ホールディングス株式会社(わらべやにちようホールディングス)は、東京都新宿区に本社を置く、日本の食品加工企業グループの持株会社子会社わらべや日洋食品株式会社にて、主にセブン-イレブン向けに弁当サンドイッチ惣菜などの中食(なかしょく)製品を製造販売しており、一日最大300万食を生産している。本項ではグループ企業全体について記述する。

沿革

日洋産業時代

  • 1964年昭和39年)
    • 3月 - 日東石油株式会社として会社設立、東京都千代田区にて漁船用燃料油および石油化成品を販売開始。
    • 10月 - 日洋産業株式会社商号変更。
  • 1966年(昭和41年)11月 - 東京都渋谷区に工場を新設しサラダ類を製造開始、漁業向け事業から食品メーカーへの転換を図る。
  • 1967年(昭和42年)9月 - 東京都渋谷区に新宿工場を増設し調理パン類を製造開始、食品メーカーとして本格的に業態転換。
  • 1971年(昭和46年)7月 - 食材の輸入会社として、日洋フーヅ株式会社(現:株式会社日洋)を設立。
  • 1974年(昭和49年)6月 - 本社を東京都小平市へ移転。
  • 1975年(昭和50年)5月 - 日洋デリカ株式会社(旧: 株式会社わらべや本店)を設立、米飯製品を製造開始。
  • 1976年(昭和51年)
    • 3月 - 日洋デリカ株式会社村山工場を新設。
    • 10月 - 日洋産業横浜工場を神奈川県に新設。
  • 1978年(昭和53年)6月 - セブン-イレブン・ジャパンとの取引を開始、会社にとって大きな転機となる。
  • 1979年(昭和54年)1月 - 日洋設備機器株式会社(現:株式会社プロシスタス)を設立、食品製造設備を販売開始。
  • 1981年(昭和56年)1月 - 株式会社わらべや本店が、株式会社穂高を長野県に設立、米飯製品・調理パン類を製造開始。
  • 1982年(昭和57年)6月 - 初の日本国外法人として、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市に、TOKYO BENTO NICHIYO, INC.(現:WARABEYA USA, INC.)を設立、ハワイでの弁当製造を開始し自社運営店舗で販売。現地の味付けや食文化に合わせた製品開発で弁当の浸透を図る。

わらべや日洋時代

  • 1984年(昭和59年)
    • 3月 - 日洋産業株式会社が、株式会社わらべや本店を吸収合併わらべや日洋株式会社へ商号変更。
    • 11月 - わらべや日洋群馬工場を群馬県に新設。
  • 1987年(昭和62年)8月 - 日洋物流株式会社(現:株式会社ベストランス)を設立し、食品配送事業を開始。
  • 1988年(昭和63年)1月 - わらべや日洋千葉工場を千葉県に新設。
  • 1992年平成4年)
    • 1月 - わらべや日洋が、株式会社穂高を吸収合併。
    • 7月 - わらべや日洋大宮工場を埼玉県に新設。
  • 1993年(平成5年)6月 - 株式会社日洋が、株式会社日洋フレッシュ(現:連結子会社)を設立し、加工品を製造開始。
  • 1995年(平成7年)
    • 2月 - わらべや日洋茨城工場を茨城県に新設。
    • 7月 - 日本証券業協会(後・ジャスダック)に株式を店頭登録。
    • 10月 - わらべや福島株式会社を福島県に設立、米飯製品の製造と福島地区での販売開始。
  • 1996年(平成8年)5月 - わらべや関西株式会社大阪府に設立、米飯製品の製造と関西地区での販売開始。
  • 1997年(平成9年)7月 - わらべや関西滋賀工場を滋賀県に新設。
  • 1999年(平成11年)11月 - 東京証券取引所2部に上場
  • 2000年(平成12年)6月 - わらべや関西堺工場を大阪府に新設。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月 - わらべや日洋相模原工場を神奈川県に新設。
    • 7月 - わらべや東海株式会社を愛知県に設立。
    • 12月 - わらべや東海名古屋工場を愛知県に新設、米飯製品の製造と東海地区での販売開始。
  • 2003年(平成15年)8月 - 東京証券取引所1部に上場変更。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月 - 株式会社デリカランドを買収して子会社化、わらべや北海道株式会社へ商号変更、米飯製品の製造と北海道地区での販売開始。
    • 3月 - 株式会社わらべや(のちの株式会社デリモア)を埼玉県に設立。
  • 2006年(平成18年)
    • 2月 - 株式会社わらべやが埼玉工場を新設、イトーヨーカ堂向けの米飯製品を製造開始。
    • 10月 - わらべや関西三木工場を兵庫県に新設。
  • 2007年(平成19年)4月 - わらべや日洋東京工場を東京都武蔵村山市に新設、業界最大規模のわらべやグループ旗艦工場となる。
  • 2009年(平成21年)
    • 9月 - わらべや日洋南アルプス工場を山梨県に新設。
    • 12月 - わらべや東海北陸工場を石川県に新設。
  • 2010年(平成22年)9月 - わらべや日洋が、株式会社デリモアを吸収合併。
  • 2010年(平成23年)3月 - セブン-イレブン・ジャパンと、旺旺集団英語版傘下の栄旺控股有限公司(中華人民共和国北京市)の合弁会社設立契約により、わらべや日洋も北京旺洋食品有限公司に出資する。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月 - わらべや日洋相模原工場第二(現:デザート工場)を神奈川県に新設。
    • 12月 - わらべや関西香川工場を香川県に新設。
  • 2014年(平成26年)6月 - わらべや日洋浦和工場を埼玉県に新設。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月 - わらべや日洋が、わらべや福島株式会社を吸収合併。
    • 5月 - わらべや日洋岩手工場を岩手県に新設。

持株会社化後

  • 2016年(平成28年)
    • 4月13日 - わらべや日洋が、ニュースリリースにて持株会社制への移行を発表[4]
    • 9月 - 持株会社制に移行。わらべや日洋ホールディングス株式会社へ商号変更、子会社のわらべや関西株式会社に事業を承継。わらべや関西株式会社は、わらべや東海株式会社とわらべや北海道株式会社を吸収合併し、わらべや日洋株式会社(2代)へ商号変更[4]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月 - わらべや日洋株式会社が相模原工場第二を分離独立し「デザート工場」とする。
    • 11月 - アメリカ合衆国テキサス州のPrime Deli Corporation(現:WARABEYA NORTH AMERICA,INC.)を子会社化。
    • 11月 - 特例子会社として、株式会社わらべやハートフルを設立。
  • 2018年(平成30年)1月 - 本社を東京都小平市から新宿区(現在地)へ移転。
  • 2020年令和2年)
    • 1月 - 株式会社日洋フレッシュを、株式会社日洋の子会社から、わらべや日洋ホールディングスの直接子会社とする。
    • 11月 - アメリカ合衆国ハワイ州のWARABEYA U.S.A., INC.の本社・工場をハワイ州ワイパフへ移転。
  • 2021年令和3年)
    • 5月 - 株式会社トラスト・K・ポーターを設立。
    • 6月7日 - 食品関連事業を国内事業と海外事業に分社化分割準備会社としてわらべや日洋食品株式会社を設立[5]
    • 9月1日 - 国内食品関連事業をわらべや日洋食品株式会社(分割準備会社)へ承継。わらべや日洋株式会社をわらべや日洋インターナショナル株式会社へ商号変更したうえで、海外関連事業の統括会社とする[5]
  • 2022年(令和4年)
    • 4月 - 東京証券取引所1部から同取引所プライム市場へ移行。
    • 9月 - 株式会社わらべや(現:わらべやデリカ株式会社、連結子会社)を設立。
  • 2023年(令和5年)9月 - WARABEYA NORTH AMERICA, INC. が、バージニア工場をアメリカ合衆国バージニア州スタフォードに新設。
  • 2024年(令和6年)
    • 3月 - わらべやデリカ株式会社が入間工場を埼玉県に新設、ベーカリー工場を群馬県に新設。

グループ会社

わらべや日洋食品株式会社

わらべやデリカ株式会社

  • 本社 - 東京都新宿区
    • 北関東工場 - 群馬県太田市
    • 入間工場 - 埼玉県入間市

わらべや日洋インターナショナル株式会社

  • 本社 - 東京都新宿区
    • 事業内容 - 海外食品関連子会社の経営管理、調理済食品に関する技術指導等[5]

株式会社日洋

  • 本社 - 東京都新宿区[6]
グループ会社[7]
  • 株式会社日洋フレッシュ
    • 本社 - 東京都新宿区
    • 釧路工場 - 北海道釧路市
  • 株式会社サンフーズ横倉
  • 北九食品株式会社

その他関連会社

  • 株式会社プロシスタス(食品製造設備販売、旧:日洋設備機器株式会社)
  • 株式会社ベストランス(食品配送事業)
    • 本社 - 東京都東大和市[9]
    • 株式会社トラスト・K・ポーター(軽貨物、ベストランス子会社)
    • 本社 - 東京都東大和市[10]
  • 株式会社わらべやハートフル(特例子会社
    • 本社 - 東京都新宿区[11]

日本国外法人

アメリカ合衆国

中華人民共和国

脚注

  1. ^ 会社概要・グループ会社一覧 - わらべや日洋ホールディングス株式会社
  2. ^ わらべや日洋ホールディングス株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト
  3. ^ a b c d e f g h i j k わらべや日洋ホールディングス株式会社『第59期(2022年3月1日 - 2023年2月28日)有価証券報告書』(レポート)2023年5月26日。 
  4. ^ a b 会社分割による持株会社体制への移行、当該移行に伴う分割契約の締結ならびに定款変更(商号および事業目的)に関するお知らせ わらべや日洋株式会社、2016年4月13日[リンク切れ]
  5. ^ a b c 分割準備会社の設立および当社連結子会社による会社分割 ならびに商号変更に関するお知らせ わらべや日洋ホールディングス株式会社、2021年6月7日、2025年1月5日閲覧。
  6. ^ 会社情報 株式会社日洋、2025年1月5日閲覧。
  7. ^ グループ会社 株式会社日洋、2025年1月5日閲覧。
  8. ^ 株式会社プロシスタスの情報 国税庁法人番号公表サイト、2025年1月5日閲覧。
  9. ^ 会社情報株式会社ベストランス、2025年1月5日閲覧。
  10. ^ 会社概要 株式会社トラスト・K・ポーター、2025年1月5日閲覧。
  11. ^ 企業情報 株式会社わらべやハートフル、2025年1月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

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