CHOKUらじお(ちょっくらじお)は、福岡県直方市の一部地域を放送対象地域
として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である株式会社つなぐほーむが実施するコミュニティ放送の愛称である。
概要
2019年(令和元年)に全国では353局目、福岡県では9局目として開局。
筑豊地区では初めてのコミュニティ放送局である。
愛称の「ちょっくらじお」は、直方市がある直鞍(ちょくあん)地区の読み方を少し捻ったもの[2]。
特定地上基幹放送局の免許人のつなぐほーむ[3]は、福岡市東区に本社を置く不動産業者であり、出資比率から代表取締役社長の岩尾一豊
[4]
がマスメディア集中排除原則にいう支配関係にある。
演奏所(スタジオ)と送信所は、直方市古町ののおがたサテライトスタジオ(直方駅前の古町商店街に所在)にあり、特定地上基幹放送局の呼出符号はJOZZ0CP-FM、呼出名称はエフエムのおがた、周波数86.1MHz、空中線電力20Wで放送区域は直方市の一部地域[5]。
インターネット配信はListenRadioによる。
受信可能エリアは、直方市の他、宮若市、鞍手郡(鞍手町、小竹町)、福智町の各一部[6]と称している。
日曜深夜も含め、24時間放送をしている。
主にMUSIC BIRD for COMMUNITYを放送している。自社制作の帯番組は「笑う門には福来るー」のみ。その他は週1回~年数回の自社制作番組がある。また、下記の通り九州朝日放送との協定があることから、KBCラジオの「DJサワダデス」をCHOKUらじおでも遅れネットをしている。
九州朝日放送(KBC)や直方市と防災協定を結んでいる。
直方市は、災害時および発生が予想される場合に割込み放送をすることができる。
沿革
主な番組
★は生放送。
- ★笑う門には福来る〜(月曜 - 金曜 11:00 - 11:30)
- ちくほう石炭楽(月曜 10:00 - 10:15)
- 届く声・届ける声(月曜 11:30 - 11:45)
- ★チャーミング花石の女心と秋の空(第2・4週 水曜 12:00 - 12:30)
- ★アンちゃんのことばカフェ(水曜 18:00 - 19:00)
- 鈴木ナオミのLondonCalling(金曜 11:30 - 12:00)
脚注
- ^ 筑豊初のコミュニティーFM「ちょっくらじお」(朝日新聞 福岡 2019年3月31日) - ウェイバックマシン(2019年3月12日アーカイブ分)
- ^ つなぐほーむ
- ^ 直方商店街から発信!!筑豊のコミュニティFM(まちかどテラス 2019年4月18日) - ウェイバックマシン(2021年6月15日アーカイブ分)
- ^ a b 福岡県直方市のコミュニティ放送局に予備免許-県内8局目、来年3月運用開始へ-(九州総合通信局 報道資料 平成30年12月7日)(2019年1月4日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 筑豊初地域FM 6月開局 ちょっくらじお 直方・古町商店街に拠点(西日本新聞 筑豊版 2019年5月26日) - ウェイバックマシン(2019年5月25日アーカイブ分)
- ^ a b 会社案内(つなぐほーむ) - ウェイバックマシン(2015年5月3日アーカイブ分)
- ^ ちょっくらじお6/1に開局します(ちょっくらじお - お知らせ) - ウェイバックマシン(2020年9月18日アーカイブ分)
- ^ 開局日変更のお知らせ(ちょっくらじお - お知らせ) - ウェイバックマシン(2020年12月3日アーカイブ分)
- ^ 九州朝日放送 防災への取り組み(KBC九州朝日放送) - ウェイバックマシン(2019年6月29日アーカイブ分)
- ^ a b コミュニティ放送の現状 令和元年10月1日現在(総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係)(2019年10月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 6/12開局いたしました(ちょっくらじお - お知らせ) - ウェイバックマシン(2020年10月22日アーカイブ分)
- ^ FMちょっくらじおと防災に関する協定を締結(直方市 - まちの話題 2019年9月13日更新)(2019年12月13日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 24時間放送への移行について(ちょっくらじお - お知らせ) - ウェイバックマシン(2020年9月26日アーカイブ分)
外部リンク