「この胸を、愛を射よ 」(このむねを、あいをいよ)は、ポルノグラフィティ の楽曲。2009年 9月9日 にSME Records より28作目のシングル としてリリースされた。
概要
前作『今宵、月が見えずとも 』から約10か月ぶりのリリース[1] 。
リリース日の2009 年9 月9 日はメジャーデビュー10周年(2009年9月8日)の翌日であり、「999はポルノの日! 」として品番はSECL-999 、価格は999 円(税込)となっている。また、同日には8年ぶりのビデオクリップ 集となる『COMPLETE CLIPS 1999-2008 』もリリースされた[2] 。
初回特典として10周年ロゴステッカー、11月28日に東京ドーム で開催する『東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜』のチケット特別抽選先行受付チラシが封入されている。
収録曲
全編曲: ak.homma , Porno Graffitti。 # タイトル 作詞・作曲 時間 1. 「この胸を、愛を射よ」 新藤晴一 5:01 2. 「ダイヤモンド」 岡野昭仁 4:37 合計時間:
9:38
楽曲解説
この胸を、愛を射よ
『レコチョク 』CMソング
アリーナツアー『10thライヴサーキット "ロイヤル ストレート フラッシュ"』追加公演(2009年5月20日 - 24日)で先行披露された楽曲[注釈 1] 。
「追加公演では新曲を聴いてもらいたい」という理由から3月頃に制作され、オケ録りはツアー本編最終日(5月3日)と追加公演初日(5月20日)の合間に行われた[2] 。当初のタイトルは「One Way Ticket 」で、歌詞は「目の前にある道を振り返らず突き進む」といった内容であったが[2] 、ツアーの札幌公演に来ていたファンの方がその1週間後に亡くなったという話を聞き、歌入れを前に歌詞が大きく変更された[2] 。このことについて、メンバーは以下のようにコメントしている。岡野「そのことがあって、ファンの方はみんなそういう強い思いでライブに来てくれている、僕らの音楽を聴いてくれているんだなっていうことにあらためて気づかされたんですよね。そこで、自分たちのやってることの意味をもう1回、思い返したというか。10周年を迎え、11年目に行くっていうこのタイミングでもう一度、曲を作るとか歌を歌うとか歌詞を書くとか、自分たちの活動を、簡単な言い方をすれば、もっともっと一生懸命やろうみたいな気持ちになれたと思うんですよ。で、そこからでき上がってきた曲だったので、僕としては、晴一が書くことをどれだけ歌で表現できるんだろうっていうことをもう1回頑張ってみたというか。」 新藤「歌詞に関しても、そのことをどう消化すればいいのかっていうのはかなり迷ったけど、それ自体を書くのではなく、そこでもらった力でどう書くかということだと思ったんですよ。なので、真摯に向き合うってことがいちばん大切なのかなと思って書きました。」
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Porno Graffitti 28th SINGLE Special Interview[2]
歌詞変更後の仮タイトルは「愛と青春の日々 」[2] 。この仮タイトルは同年11月の東京ドーム公演『東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜』のサブタイトルに使用され[2] 、同公演の本編最終曲では本楽曲が演奏された[3] 。
MVは本編映像がスローな映像になるように、あえて2倍速の音に合わせて撮影している[4] 。
ダイヤモンド
曲自体は1年半ほど前から存在しており、「最低限の楽器で、バンドというわかりやすいスタイルで表現できる曲を」と制作された[2] 。
歌詞は「くすぶっている日常に悶々としつつも、それがダイヤモンド のように輝かしい未来につながっていく」という内容で、岡野はくすぶっていた自身の大学時代を重ね合わせ歌詞を書き上げたと振り返っている[2] 。
Additional Musicians
この胸を、愛を射よ
ダイヤモンド
Drums: 松永俊弥
Bass: 根岸孝旨
Percussion: 三沢またろう
Synthesist: 飯田高広
Organ &All Other Instruments: ak.homma
収録作品
タイトル
収録作品
この胸を、愛を射よ
ダイヤモンド
脚注
注釈
^ 同公演は映像作品 化されているが、本楽曲のみ未収録となっている。
^ メドレー内の1曲として収録。
出典
岡野昭仁 (Vo) - 新藤晴一 (Gt) シングル
オリジナル
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2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
2010年代
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
2020年代
配信限定
1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴く - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE
参加作品
1.Let's try again - 2.それを強さと呼びたい(配信限定)- 3.それを強さと呼びたい 〜2015ver.〜(配信限定)- 4.それを強さと呼びたい 〜2017ver.〜(配信限定)- 5.それを強さと呼びたい 〜2018ver.〜(配信限定)- 6.それを強さと呼びたい 〜2019ver.〜(配信限定)
アルバム
映像作品
その他 ラジオ 関連項目
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