クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーズ賞(クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーズしょう、英語: Classic Rock Roll of Honour Awards)は[1]、イギリスの音楽雑誌『クラシック・ロック』誌が2005年から毎年授与している賞。日本語では、クラシック・ロック・アワード/クラシックロックアワード[2]、クラシック・ロック・アウォーズなどとも称される[1]。受賞者の選定は、同誌の賞担当チームが、読者の投票に基づいて行なっている。受賞者は、毎年恒例の授賞式のショーで発表され、また、雑誌で特集される。
受賞者
2005年
授賞式は、ロンドンのカフェ・ド・パリ(英語版)で行われ、司会はアンディ・コッピング (Andy Copping) が務めた。また、モーターヘッドによるアコースティック・ライブが行われた。
2006年
授賞式は、ロンドンのランガム・ホテル(英語版)で行われ、司会はアンディ・コッピングが務めた。
2007年
授賞式は、ロンドンのランガム・ホテルで行われ、司会はニッキー・ホーン(英語版)が務めた。
2008年
授賞式は、ロンドンのシェラトン・パーク・レーン (the Sheraton Park Lane) の大広間で行われ、司会はニッキー・ホーンが務めた。
2009年
授賞式は、ロンドンのシェラトン・パーク・レーンの大広間で行われ、司会はダニー・ボウズが務めた。
2010年
授賞式は、ロンドンのカムデン・ラウンドハウス(英語版)で行われ、司会はアリス・クーパーが務めた。チープ・トリックと、スラッシュをフィーチャーしたアルター・ブリッジによるライブ演奏が行われた。
2011年
授賞式は、ロンドンのカムデン・ラウンドハウスで行われ、司会はジーン・シモンズが務めた。ジェフ・ベックにスペシャル・ゲストとしてクリッシー・ハインドとジョス・ストーンが加わったライブ演奏が行われた。
2012年
授賞式は、ロンドンのカムデン・ラウンドハウスで行われ、司会はダフ・マッケイガンが務めた。レーナード・スキナード、セイント・ジュード(英語版)、ウォーキング・ペーパーズ(英語版)のライブ演奏が行われた。
2013年
授賞式は、ロンドンのカムデン・ラウンドハウスで行われ、司会はフィッシュが務めた。ザ・ダークネス、ザック・ワイルド、ザ・テンペランス・ムーヴメント(英語版)のライブ演奏が行われた。
2014年
授賞式は、ロサンゼルスのアバロン・ハリウッド(英語版)で行われ、司会はサミー・ヘイガーが務めた。キングス・オブ・カオス(英語版)、スコット・ウェイランド&ザ・ワイルドアバウツ(英語版)、ライヴァル・サンズ、カリフォルニア・ブリード(英語版)のライブ演奏が行われた。
2015年
授賞式は、ロンドンのカムデン・ラウンドハウスで行われ、司会はクリス・ジェリコが務めた。ヨーロッパ、ブラックベリー・スモーク(英語版)、YOSHIKIのライブ演奏が行われた。
2016年
授賞式は、東京の両国国技館で行われ[2][8]、司会はデイヴ・ムステインと尾上松也が務めた[9]。ジェフ・ベック、ジョー・ペリー、ルドルフ・シェンカー、ジョニー・デップ、フィル・コリン、リッチー・サンボラ・アンド・オリアンティ、テスラ、チープ・トリックなどのライブ演奏が行われた。
この年の授賞式は、KLab傘下の KLab Entertainment が主催者の一角に加わり、観客から入場料を徴収する形で行われた[2][8]。事前の告知では、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジら多数が、「出演アーティスト」として告知された[9]。宣伝の中では、ベックとペイジの日本初共演も予告された[10]。当日、ペイジは、アイコン賞をベックに授与するプレゼンターとして登場したが、演奏はしなかった[1]。これは各方面からの失望や批判を呼び、主催者側は「誰がプレゼンターで誰が演奏するのかということについて認識の相違があった」ことを認め、希望者へのチケット代金の返金に応じた[2]。
脚注