1970年頃からブルー・コンディションなるバンドで歌った後、1976年にグラハム・オリヴァー(ギター)、ポール・クイン(ギター)、スティーヴ・ドーソン(ベース)、ピート・ギル(ドラムス)らとともにサン・オブ・ア・ビッチ (Son of a Bitch) を結成。1978年にサン・オブ・ア・ビッチは名前をサクソン (Saxon) と改め、翌1979年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースする。折からのNWOBHMの波に乗り、1980年から1986年までの間に8枚のアルバム、5曲のシングルをそれぞれUKトップ40に送り込んだ。なお、ドーソン脱退後に制作されたアルバム『ロック・ザ・ネイションズ』(1986年)のレコーディングでは、ベースも兼任した[1]。
2020年2月、初のソロ・アルバム『School of Hard Knocks』をリリースしており、同作にはサクソンでの盟友ニッブス・カーターに加えて、フィル・キャンベル、アレックス・ホルツヴァルト、ニコラス・バーカー(英語版)、デイヴ・ケンプ、フレドリック・オーケソン(英語版)といったゲストが迎えられた[6]。2021年には、息子のセブ・バイフォードと共に結成したサイド・プロジェクト「ヘヴィ・ウォーターズ」によるアルバム『Red Brick City』を発表し、ここではバイフォードはボーカルとベースを兼任している[7]。