UEFA EURO 2012の予選は、2010年8月11日から2011年10月11日にかけて開催された。
組み合わせ抽選会は、2010年2月7日にポーランドの首都ワルシャワにある文化科学宮殿内のサラ・コングレソヴァ(ポーランド語版)で行われた[1]。
UEFAに加盟する51の国と地域が6か国からなるA~Fの6グループと、5か国からなるG~Iの3グループ、計9グループに分かれ、ホーム・アンド・アウェーでの総当たりリーグ戦を行う。各グループの首位が予選を通過し、2位の9か国のうち成績が最も上位の国も予選を通過。残る2位の8か国が2か国ずつ4組に分かれホーム・アンド・アウェーでのプレーオフを行い、勝利した4か国が予選を通過した。
また、各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定した。
なお、AからIの各グループの順位表で背景が緑色になっている国は、本大会出場を確定させた国、紫色になっている国は2位以内を確定させた国である。
左の数字がHOMEチームの得点
各組2位の国の中で最も成績のよい1チーム(ベスト・ランナーアップ)は、自動的に本大会への出場権を獲得する。それ以外の国は、プレーオフで出場権を争う。
なお、ベスト・ランナーアップの決定においては対戦数を合わせるため、各組の上位5チーム間の対戦成績(8試合)による勝ち点→得失点差→総得点で比較される(例えば、グループAは6チームあるため、グループA・2位のトルコは、グループA・6位のカザフスタンとの対戦を除外した8試合で評価される)。この結果、スウェーデンがベスト・ランナーアップとして出場権を得た。
ベスト・ランナーアップではない各組2位の8カ国は抽選によって4組に分けられ、それぞれホームアンドアウェー方式のプレーオフを行う。そして各組の勝利した4か国が本大会への出場権を獲得する。
2011年10月13日13時(日本時間20時)にポーランド・クラクフで抽選が行われ、下表の通り組み合わせが決定した[5]。