株式会社TAM(ティエイエム)は、富山県中新川郡上市町に本社を置くインターネット・ケーブルテレビおよび工業用製品・無線機器・音響機器関連を業務とする企業。旧商号は、有限会社ティエイエムインターネットサービスおよび株式会社ティエイエムインターネットサービス。
直営のインターネットプロバイダ事業「タムネット」の他、滑川市・上市町・立山町を業務区域としていた一部事務組合のケーブルテレビ局滑川中新川地区広域情報事務組合のインターネット・IP電話・携帯電話(MVNO)事業を従前より運営していた[2]。
2021年7月1日をもって同組合よりテレビ事業を含む一切の資産・権利を譲り受けた[2]。これにより当社によるCATV事業の全面的な運営が開始され、民営化となった。
また、同年11月1日をもって親会社の有限会社ティ・エイ・エムを吸収合併し、同社の事業を継承した[3]。
事業所所在地
- 本社(上市窓口) - 富山県中新川郡上市町広野3146-1
- Net3 受付窓口(滑川窓口) - 富山県滑川市開676 SOHOセンター 1階
- 立山店(立山窓口) - 富山県中新川郡立山町前沢1208 明和ビル2階
沿革
- 1996年(平成8年)8月 - 有限会社ティ・エイ・エムによりISP業務を開始。
- 1999年(平成11年)6月 - ISP業務を行う子会社として有限会社ティエイエムインターネットサービスを設立。
- 2001年(平成13年)11月 - 株式会社ティエイエムインターネットサービスに改組、株式会社となる。
- 2017年(平成29年)5月 - 株式会社TAMに社名を改称。
- 2021年(令和3年)
- 7月 - 滑川中新川地区広域情報事務組合よりテレビ事業を含む一切の資産・権利を譲受[2]。
- 11月 - 親会社の有限会社ティ・エイ・エムを吸収合併[3]。
- 2022年(令和4年)4月 - CATV事業において光サービス(FTTH)を開始[2]。
ISP事業
タムネットの名称で事業展開している。
- タムネット光
- たんとビービー光
- v6プラス
- ホームページプラン
- メールプラン
CATV事業
旧・滑川中新川地区広域情報事務組合の略称と同じNet3(ネットスリー)の名称で事業展開している。
サービスエリア
- 富山県
地上波系列別再送信局
放送チャンネル
コースごとの視聴の可否、別途契約が必要なオプションチャンネルについては公式サイトのチャンネル一覧を参照。
- CS放送は日本デジタル配信を採用。
- 地上波・BS・BS4K放送はパススルー方式でも放送しているため市販のテレビ等のチューナー内蔵機器で視聴可能(BS・BS4Kは光サービスのみ)。
サービス内容
テレビ
- 光テレビ(視聴可能な放送)
- エコノミーコース(地上波・コミュニティ・BS・BS4K)
- ライト4Kコース(地上波・コミュニティ・BS・BS4K・CS通販)
- プレミアムコース(地上波・コミュニティ・BS・BS4K・CS)
- HFC(同軸)テレビ ※新規受付終了
- エコノミーコース(地上波・コミュニティ・BS・CS通販)
- プレミアムコース(地上波・コミュニティ・BS・CS)
- プレミアムコース4KSTB(地上波・コミュニティ・BS・BS4K・CS)
インターネット
- 光ネット(下り・上り最大速度)
- エントリー30(30Mbps・30Mbps)
- ベーシック100(100Mbps・100Mbps)
- エクストリーム2ギガ(2Gbps・1Gbps)
- HFC(同軸)インターネット ※新規受付終了
- エコノミー1(1Mbps・1Mbps)
- ベーシック10(10Mbps・2Mbps)
- プレミアム100(100Mbps・30Mbps)
電話
関連会社
- 当社の親会社。1989年(平成元年)4月に立山ソフトウェアー(たてやまソフトウェアー)として創業、1993年(平成5年)2月に有限会社ティ・エイ・エムとして法人化。工業用製品や無線機器のハードウェア・ソフトウェア・周辺機器の設計や制作を主業とする。当社のISP事業は元々同社が創業したものである。上記の通り2021年11月をもって当社と合併した[3]。
脚注
関連項目
外部リンク
- 公式サイト
- 参考文献