Apple Watch Series 3(アップルウォッチ シリーズスリー)は、Appleが開発・販売していたスマートウォッチ。アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターで開催された2017年のApple Special Eventで発表された。
概要
Apple Watch Series 3にはApple S3プロセッサが搭載されている[1]。新たにGPS+Cellularモデルが用意され、NTTドコモの「ワンナンバーサービス」、auの「ナンバーシェア」といったサービスを使用して、近くにiPhoneがなくても音声通話の発着信やメッセージ送受信、そのほかのアプリの通信ができるようになった[2]。音声関連の機能も強化されていて、従来モデルもマイクが搭載されていてSiriやiPhoneと繋げた形での音声通話が可能だったが、新モデルでは口を近づけなくとも声を拾い、通話しやすくなった[2]。また、従来は画面表示のみだったSiriの回答が、音声による回答にも対応する[2]。なお、Apple Watch Series 3を利用するには、iOS 11以降がインストールされたiPhone 5s以降のiPhoneが必要である[2]。2022年のWWDCでwatchOS 9に対応しないことが発表され[3]、Ultraが販売される2022年9月まで販売された[4]。
脚注
出典
- ^ “Apple Watch Series 3 - 技術仕様 (日本)”. support.apple.com. 2024年1月28日閲覧。
- ^ a b c d 株式会社インプレス (2017年9月13日). “「Apple Watch 3」が9月22日発売、単体で通話できるように”. ケータイ Watch. 2024年1月28日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2022年6月7日). “[iPhone駆け込み寺 7日のアップル「WWDC 2022」まとめ、iOS 16/iPadOS 16発表、注目の新機能32選!!]”. ケータイ Watch. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “「iPhone 11/12 mini」が販売終了に 「Apple Watch Series 3」も姿を消す”. ITmedia NEWS. 2024年1月28日閲覧。
外部リンク