『魔獣戦線』(まじゅうせんせん)は、石川賢による日本の漫画。
本項では続編『真説 魔獣戦線』、同名のOVAやテレビアニメ作品『魔獣戦線 THE APOCALYPSE』も扱う。
地球内部に掘られた巨大な砂時計。何千年も流れ続けているそれは、偉大なる“神”が目覚める時を計るものだった。
『週刊少年アクション』(双葉社)の1975年9月8日創刊号から1976年9月20日休刊号まで連載された。
生物学者の父親を持つ少年・来留間慎一は、ある日父親の来留間源三を始めとした自らを使徒と称する13人の学者たちにより、新人類(ニューマン)を造る為のモルモットとされてしまう。しかし、慎一はその幼さ故に手術に耐えられず、実験は失敗。使徒達は源三の妻である静江を次の標的とし、鷹・ヘビ・ライオン・熊などの動物と融合した新人間に改造。源三は全てを知って怒る慎一を始末しようとするも、突如覚醒した静江が暴走。博士の1人であるシャフトがニードルガンで静江の頭部を撃ち抜き、直後の落雷により研究所は壊滅。使徒達はその場を離れたものの、慎一と静江の生死は知れなかった。
そして5年後、予知能力を見世物にして生計を立てる天外姉弟と祖父の前に、静江の肉体を取り込むことで生き延びた、青年の来留間慎一が姿を見せた。
石川賢による『魔獣戦線』直接の続編。『チャンピオンRED』(秋田書店)2002年10月号(創刊号)から2004年8月号にかけて連載された。
『魔獣戦線』より10年後。軍神イヴ・アダムおよび13人の使途たちにより荒廃した世界を舞台に、復活した慎一が源三ら13人の使徒やその手先、そして“時天空”と呼ばれる存在へと立ち向かう。
声優は、OVA / テレビアニメの順。
魔獣戦線
真説 魔獣戦線
OVA『魔獣戦線』は、VHS版が1990年10月1日に、LD版が同年12月1日に、それぞれ全3巻同時発売された。なお、LD-BOXのみ特製フィルムブック(カラー図入りストーリーダイジェスト、設定資料、作者インタビューなど)が特典として封入された。同年10月13日から26日まで、テアトル池袋にて劇場公開もされた。2002年2月22日にはDVD『魔獣戦線 コンプリート・コレクション』が単巻で発売された[1]。
少年アクションの休刊によって未完に終わった原作を補完しながら、OVA版独自の結末を提示している。
2003年2月23日から同年5月18日まで、AT-Xで毎週日曜日17:30 - 18:00に放送された(リピート放送あり)。全13話。DVDは全7巻で発売された。
『魔獣戦線』の数年後を描く。
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