高速バス限定の旅(こうそくバスげんていのたび)は、テレビ東京の『土曜スペシャル』でレギュラーシリーズとなっていた企画である。第1弾から第3弾までは土曜スペシャル枠で放送されたが、2016年4月より『土曜スペシャル』が「ナイトウ旅行社」としてリニューアルしたため、2016年9月18日放送の第4弾から『日曜ビッグバラエティ』枠に移動した。
概要
5泊6日または4泊5日の間に、高速バスに"のみ"乗車して目的地をめざす企画である。大鶴義丹と男性ゲスト1名、女性ゲスト1名が出演している。2013年12月7日開始。
2016年9月18日放送の第4弾からしばらく途絶えていたが、2019年10月20日放送の第5弾で3年振りに復活したが、この回を最後に事実上終了した。
旅の基本ルール
- 高速バスにのみ乗車して6日間(第3回、第4回、第5回は5日間)でゴールを目指す。
- ゴールするまでの間に、指定された数の都市で下車し、バスを乗り換えなければならない。
- 直通する道路・バス路線のない本州 - 北海道間についてはフェリーの利用が認められ、第2回では青森 - 函館間・第4回と第5回では八戸 - 苫小牧間でフェリーを使用している。このほか、第1回ではバスごとフェリーに乗る別府ゆけむり号を利用している。
- 観光地等では路線バスやタクシーは利用できず、徒歩あるいはレンタル自転車しか利用できない。[1]
- 夜間はホテル等に宿泊することもできるが、指定された回数分の都市を制覇するために夜行高速バス移動も発生する。
- また、ローカル路線バス乗り継ぎの旅と同様、撮影交渉は出演者自ら行う。インターネットでの情報検索は禁止で、参照できるのは『高速バス時刻表』(交通新聞社刊。2020~21年冬季号をもって休刊)のみ。なお、同書にはいわゆる新高速乗合バス(高速ツアーバスから転換した事業者)は巻頭に路線一覧があるのみで、停留所・時刻・運賃などは掲載されていないが、現地で掲載分よりも早い便の新高速乗合バスがあったときに、予定を変更して乗車するケースが見られる。
放送リスト
初回放送日
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タイトル
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出演者
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指定到達 地点回数
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結果
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土曜スペシャル枠
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第1弾 2013年12月7日
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鹿児島~青森2,000 km 高速バス限定!列島縦断の旅
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大鶴義丹 ダンディ坂野 佐々木もよこ
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20
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成功
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第2弾 2014年7月12日
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東京~北海道1,500 km 高速バス限定の旅
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大鶴義丹 ダンディ坂野 KONAN
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15
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成功
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第3弾 2015年4月18日
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熊本→東京2,300 km 激走!高速バス限定の旅3
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大鶴義丹 レイザーラモンHG 岸明日香
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15
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成功
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日曜ビッグバラエティ枠
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第4弾 2016年9月18日
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列島縦断!長崎⇒札幌 激走!高速バス限定の旅2016夏
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大鶴義丹 ダンディ坂野 柳いろは
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15
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成功
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第5弾 2019年10月20日
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激走!福岡→北海道2900km 列島縦断 高速バス限定の旅2019秋
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大鶴義丹 じゅんいちダビッドソン 熊切あさ美
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15
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成功
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経路
スタッフ(第5弾)
- ナレーター:田中秀幸
- 構成:外山信行
- 技術:縄誠幸、小笹直樹、高橋勇士、加藤寛己
- 編集:塔尾公彦
- MA:降旗直人
- 音響効果:大久保吉久(3×7)、水口雄貴(3×7)
- タイトルロゴ:平原洋輔
- ビジュアルフォーマット:松本哲也
- 技術協力:港家、D☆D FACTORY
- 衣装協力:merlot、UNRELISH、MEW'S REFINED CLOTHES、MISCH MASCH
- 番宣:關口淑恵
- デスク:後藤由枝
- 監修:成定竜一
- メイク:川又由紀
- 車輛:有限会社ダックス、ACCEL24
- AD:納大貴、田中直樹
- ディレクター:笹原有翔
- 演出:高橋健二
- プロデューサー:酒井英樹、谷内愛
- チーフプロデューサー:越山進
- 制作協力:ユニット
- 製作著作:テレビ東京
脚注
- ^ ただし、第2回の「東京~北海道1,500km」では、知床で次の高速バスの発車時刻まで時間がかなり空いたことから、「ゴジラ岩観光」の遊覧船に乗船している。
- ^ 厳密にはハイデッカー車両を用いた高速道路を経由しない長距離路線バスである。但し番組内では「交通新聞社発行の高速バス時刻表には「高速バス」として表記されている為、利用可」と注意書きがなされていた。
関連項目
外部リンク