香芝駅(かしばえき)は、奈良県香芝市下田西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で結ばれている。
王寺駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができ(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)、自動券売機および簡易式の自動改札機が設置されている。
トイレは改札内に設置されている。
市名である「香芝」を冠しているが、特に香芝市の中心駅というわけではなく、周りに大規模な事業所や商業施設もないので、付近の住民の通勤通学利用が主体である。香芝市の実質的な中心駅は近鉄大阪線の五位堂駅であり市役所最寄り駅は近鉄下田駅である。東北東方向にある真美ヶ丘ニュータウンには近いものの、当駅へアクセスする道路が狭く路線バスの運行もないため、同ニュータウンからのアクセスの利便性は良くない。
JR西日本の移動等円滑化取組報告書によれば、2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は2,796人[8]。
「奈良県統計年鑑」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである[9]。