青野山(あおのやま)は島根県鹿足郡津和野町に位置する標高907mの火山[3]。国の天然記念物・名勝に指定されている[4][5]。また、青野山周辺は青野山県立自然公園となっている[6]。
第四紀の青野山火山群の一つであり、アダカイト質安山岩の溶岩ドームからなる[7][8]。形成時期は文献に複数の記述がみられ、12.7万年前と23万年前がある[2]。
山容は椀を伏せたような形状であり、北側に比較的に大きな谷を持っている。その山容の美しさから、津和野町のシンボル的な山として町民から親しまれている。
同山は、日本海沿岸から26km前後の位置にあり、古くは航海の目印として役立ったという[9]。津和野七不思議にも数えられている。
江戸時代には、谷文晁の『日本名山図会』にも名山の一つとして描かれている[10]。
山体には登山道があり、片道約1時間半ほどで登頂できる[9]。山頂には眺望があり津和野の街並も望める[9]。南西麓にある元笹山集落の平坦地は、溶岩流により堰止湖が形成されていた痕跡である[11]。
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