買ッテ来ルゾト勇マシク

買ッテ来ルゾト勇マシク
ジャンル ゲームバラエティ番組
出演者 坂本九
柏木由紀子
製作
制作 読売テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年6月3日 - 1973年9月30日
放送時間日曜 19:30 - 20:00
放送分30分
回数16
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買ッテ来ルゾト勇マシク』(かってくるぞといさましく)は、1973年6月3日から同年9月30日まで日本テレビ系列局で放送された読売テレビ製作のゲームバラエティ番組である。全16回。放送時間は毎週日曜 19時30分 - 20時00分 (JST) 。

タイトルは軍歌露営の歌」の歌い出しをもじったもので、同曲の替え歌をテーマソングに用いていた。

概要

芸能人と一般視聴者がペアになって(末期は全て芸能人)、50万円相当の買い物に挑戦するゲーム番組として放送された。きっかり50万円分買わないと買い物した全商品を獲得できないとのルールが本番組の特色である。

出演者

司会

柏木は当時妊娠中であり、本番組が終了して1週間後の10月7日に長女・大島花子を出産した。いつまで司会を担当したかは不明だが、末期は坂本が単独で司会を務めた。

各回のゲスト

  1. 酒井和歌子由美かおるケーシー高峰
  2. 野口五郎谷啓
  3. 小山ルミ桂三枝(現:六代目桂文枝)
  4. 小柳ルミ子なべおさみ小野ヤスシ
  5. 加山雄三初代林家三平
  6. ハナ肇正司敏江・玲児
  7. うつみみどり(現:宮土理)コメディNo.1
  8. ストレートコンビ
  9. 桂菊丸泉アキ夫妻、坂上二郎
  10. 鈴木ヒロミツせんだみつお岸ユキ
  11. 川口浩野添ひとみ夫妻、黒澤久雄一谷伸江
  12. 牧村三枝子コント0番地天地総子
  13. 牧伸二レツゴー三匹毒蝮三太夫
  14. かしまし娘田辺一鶴
  15. 海原お浜・小浜西口久美子
  16. 水森亜土福地泡介芦屋雁之助芦屋小雁長門裕之南田洋子夫妻

ルール

出場者は、芸能人と一般視聴者のペアが3組。コーナーは大別して「買い物コーナー」と「キャッシュコーナー」の2つがあり、さらに「買い物コーナー」は商品によって3つに分けられていた。

買い物コーナー

3つともルールは同じで、画面向かって右からベルトコンベアーに流れてくる商品の中から好きな商品が有ったら、自分の席まで自分で持っていく。ゲーム開始時に坂本が「買い物、スタート!!」(後に「ベルト、スタート!!」)とコールする。なお商品が買えるのは商品が見えている間で、商品が見えなくなったら、「あの商品、欲しかったな」と思っていても、もう買うことはできない。商品はコーナーによって、次の3種類に分けられる。

  • 第1コーナー…家庭用商品を買うコーナー。
  • 第2コーナー…「いじわるコーナー」と銘打ち、便器墓石といった(当時)値段が全く分からない物を買うコーナー。
  • 第3コーナー…お宝グッズ(著名人が使った物)を買うコーナー(末期は高級品に変更)。なお途中で獲得合計額が45万円を越えると「パフパフパフ!!」とラッパの音が出て、参加者の参考となる。

キャッシュコーナー

調整のコーナー。まず出場ペアが前に出て、今までどれくらい買ったかを予想して口答する。

  • この時、視聴者と観客のみに真の獲得合計額が見せられる。そのため、観客の「ウォーッ!!」とか「エーッ!?」といった歓声も充分参考になる。

その後、目の前に出された「キャッシュケース」(一万円札・五千円札・千円札・五百円札・百円札がそれぞれ10枚ずつ入っている)から、制限時間20秒の間に、代表者は紙幣を好きなだけ取っていく。

終わったら獲得合計額を発表し(ドラムロールと共に坂本がキャッシュを確認して「○万円が何枚」という風に金額を言って「合計金額いくら!!」と言う)、獲得合計額が50万円だったら「ピタリ賞」となってくす玉が割れて大量の紙吹雪風船紙テープが舞い、全品物を獲得。49万5,000円以上50万円未満だったら「スレスレ賞」となり、全品の中から5万円分だけ獲得(後期は1品だけ獲得)。50万円を越えたり49万5,000円未満だったら失敗、商品は獲得できない。

休止

ネット局

放送対象地域 放送局 放送期間 系列 備考
近畿広域圏 よみうりテレビ 日曜 19:30 - 20:00 日本テレビ系列 制作局
関東広域圏 日本テレビ
北海道 札幌テレビ[1]
青森県 青森放送[2]
岩手県 テレビ岩手[2]
秋田県 秋田放送[3]
山形県 山形放送[4]
宮城県 ミヤギテレビ[5]
富山県 北日本放送[6]
福井県 福井放送[6]
中京広域圏 中京テレビ[7]
鳥取県
島根県
日本海テレビ[8] 当時、事実上NETテレビ系列とのクロスネット
香川県 西日本放送[9]
広島県 広島テレビ[9] 日本テレビ系列
フジテレビ系列
山口県 山口放送[10] 日本テレビ系列
徳島県 四国放送[11]
愛媛県 南海放送[10]
高知県 高知放送[10]
福岡県 福岡放送[12]
大分県 テレビ大分[10] 日本テレビ系列
NETテレビ系列
フジテレビ系列
長崎県 テレビ長崎[12] 日本テレビ系列
フジテレビ系列
熊本県 熊本放送[12] TBS系列
鹿児島県 鹿児島テレビ[13] 日曜 19:30 - 20:00 NETテレビ系列
フジテレビ系列
宮崎県 テレビ宮崎[13] フジテレビ系列 当時形式上は単独加盟で、
ANN・NNNへの加盟は後年だが、
番組編成上はすでにニュースを含めた3系列クロスだった。
沖縄県 沖縄テレビ 日曜 13:30 - 14:00[14]

脚注

  1. ^ 北海道新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  2. ^ a b 岩手日報』 1973年7月各日朝刊テレビ欄
  3. ^ 秋田魁新報』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  4. ^ 山形新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  5. ^ 福島民報』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  6. ^ a b 『北國新聞』1973年9月30日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 中日新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  8. ^ 山陰中央新報』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  9. ^ a b 山陽新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  10. ^ a b c d 愛媛新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  11. ^ 徳島新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  12. ^ a b c 熊本日日新聞』1979年6月各日朝刊テレビ欄
  13. ^ a b 宮崎日日新聞』1973年7月各日朝刊テレビ欄
  14. ^ 沖縄タイムス』1979年6月各日朝刊テレビ欄
読売テレビ製作・日本テレビ系列 日曜19時台後半枠
前番組 番組名 次番組
マドモアゼル通り
(ここまでドラマ)
買ッテ来ルゾト勇マシク
(1973年6月 - 1973年9月)

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