角ヶ谷 典幸(つのがや のりゆき、1966年 - )は、日本の会計学者・公認会計士。学位は、博士(商学)(一橋大学・論文博士・2009年)(学位論文『割引現在価値会計論』)。一橋大学大学院経営管理研究科教授。日本会計研究学会太田・黒澤賞、日本会計研究学会学会賞受賞。
人物・経歴
静岡県三島市生まれ。1989年慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士試験第二次試験合格後、1992年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。1993年公認会計士試験第三次試験合格。1995年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学[1]。2009年『割引現在価値会計論』により博士(商学)(一橋大学)の学位を取得、審査員は、万代勝信・佐々木隆志・福川裕徳[2]。
名古屋商科大学商学部専任講師、福島大学経済学部助教授等を経て、2005年九州大学大学院経済学研究院助教授[1]。2013年名古屋大学大学院経済学研究科教授[3]。2013年から17年まで公認会計士試験試験委員[4]。2020年一橋大学大学院経営管理研究科教授[5]。
国際ジャーナルに多数の英語論文を発表するなどしており[6]、2002年には日本会計研究学会学会賞受賞[1][4]。2009年日本会計研究学会太田・黒澤賞受賞[4]。
著作
著書
訳書
- ドロン・ニッシム, ステファン・ペンマン『公正価値会計のフレームワーク』(赤城諭士と共訳)中央経済社 2012年
脚注