佐々木 隆志(ささき たかし、1961年 - )は、日本の会計学者。専門は財務会計論、監査論、公会計論。一橋大学大学院経営管理研究科教授。日本会計研究学会学会賞受賞。会計検査院特別研究官等も務めた。
略歴
福島県郡山市出身[1]。
福島県立安積高等学校を経て、1986年慶應義塾大学商学部卒業。1988年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。1991年同博士後期課程単位取得満期退学。新田忠誓に師事し、森田哲弥ゼミにも所属した。2003年『監査・会計構造の研究』で一橋大学より博士(商学)の学位を取得。審査員は安藤英義、新田忠誓、万代勝信[2][3]。
1991年広島大学経済学部専任講師。1995年助教授。1997年一橋大学商学部助教授。2000年同大学大学院商学研究科助教授。2000年から2002年まで会計検査院特別研究官。2003年一橋大学大学院商学研究科教授。2004年日本会計研究学会学会賞受賞。2006年から2007年までカリフォルニア州立大学サンノゼ州立大学客員研究員。2008年から2012年まで公認会計士試験試験委員[4][5][6]。
著書
- 『会計学・簿記入門』(共著、白桃書房、1996年)
- 『財務会計論・簿記論入門』(新田忠誓編、白桃書房、2002年)
- 『監査・会計構造の研究』(森山書店、2002年)
- 『会計数値の形成と財務情報』(白桃書房、2005年)
- 『会計制度の設計』(須田一幸編・分担執筆、白桃書房、2008年)
出典