綱川 智(つなかわ さとし、1955年〈昭和30年〉9月21日 - )は、日本の実業家。株式会社東芝 特別顧問。公益財団法人東芝国際交流財団代表理事兼理事長。以前は、株式会社東芝取締役会議長、同社代表執行役CEO、日本インダストリアル・エンジニアリング協会名誉会長、一般社団法人電子情報技術産業協会代表理事兼会長、一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会代表理事兼会長などを務めた。東京都出身[1]。
東京都立小石川高等学校を経て[2]、東京大学教養学部基礎科学科を卒業。1979年に東芝に入社し、医療機器事業に長く携わる[3]。東芝メディカルシステムズ・ヨーロッパ社、東芝アメリカメディカルシステムズ社と海外に駐在した後、1999年に東芝に戻り、医用システム社海外営業部部長に就任。2004年に東芝アメリカメディカルシステムズ社社長、東芝アメリカMRI社社長に就任。2008年に東芝メディカルシステムズ(現・キヤノンメディカルシステムズ)取締役常務に就任。2010年に代表取締役社長に就任。2013年に東芝 ヘルスケア事業開発部部長を兼任。2014年に執行役上席常務に就任。2015年に代表執行役副社長に就任。2016年には室町正志の後任として、代表執行役社長に就任。2019年に日本インダストリアル・エンジニアリング協会会長に就任。2020年には東芝取締役会長に就任。2021年には車谷暢昭に代わり、代表執行役社長を兼務となった。2022年に東芝分割案の経営方針の混乱が続く中、代表執行役社長兼CEOを退任し、取締役会議長に就任。同年、取締役会議長を退任。
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