オンキヨー株式会社(読みはオンキョー、英: Onkyo Corporation)は、大阪府大阪市に本社を置く企業。
かつてはオンキヨーホームエンターテイメントの子会社であり、同社の2022年5月13日の経営破綻後、事業の一部を引き継いだ。主な事業は、「オンキヨー」ブランドを中心とした各種ブランドのライセンスビジネス(ハイレゾ音源などのインターネット販売など)、AI活用と産学連携による機械学習分野・電子機器・ソフトウェア等の研究開発など。
2020年7月31日、オンキヨー(存続会社、ONK-2)と子会社のオンキヨー&パイオニア(OPC)を同年10月1日付で合併し、社名をオンキヨーホームエンターテイメント株式会社(OHE、2022年5月13日経営破綻)へと変更することを発表。これに伴い、会社分割によりOEM事業のオンキヨーサウンド株式会社(ONS、2022年2月8日経営破綻)とその他サービス事業のオンキヨー株式会社(3代目法人、ONK-3)に分割した。その後、ONK-3は2021年9月30日にMBOにより全株式を同社取締役の中島健城に譲渡しOHEから独立した[1]。独立後もOHEとの協業関係は経営破綻までは継続されたため、OHEのウェブサイトには「その他関連会社」として記載されている。
OHEの研究開発部門とマーケティング部門に関連する事業を継承し独立[2]しており、以下の事業を行っている。
オーディオ製品関連の「ONKYO」ブランドの商標はプレミアムオーディオカンパニーテクノロジーセンター株式会社(PACTC、旧・オンキヨーテクノロジー株式会社)が有している[3]。
1946年(昭和21年)9月17日、かつて松下電器産業(現・パナソニックホールディングス)でスピーカー製造工場の工場長を務め、そのノウハウを培って松下電器から独立した五代武が大阪電気音響社として創業・設立、翌1947年(昭和22年)に大阪音響に社名変更。コーン紙まで内製した自社製スピーカーを搭載したラジオを発売。他例は日本国内では三菱電機のダイヤトーンのみである。このラジオは高価格ながらヒット商品になり、余勢を駆ってオーディオ機器やテレビ受像機の製造販売にも進出した。
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