津新町駅

津新町駅
駅舎(2014年6月)
つしんまち
Tsu-shimmachi
E39 (2.3 km)
(2.7 km) 南が丘 E41
地図
所在地 三重県津市新町一丁目5番35号
北緯34度42分57.5秒 東経136度29分59.37秒 / 北緯34.715972度 東経136.4998250度 / 34.715972; 136.4998250座標: 北緯34度42分57.5秒 東経136度29分59.37秒 / 北緯34.715972度 東経136.4998250度 / 34.715972; 136.4998250
駅番号  E40 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 E 名古屋線
キロ程 10.0 km(伊勢中川起点)
電報略号 ツシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
6,966人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1931年7月4日
備考 無人駅
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津新町駅(つしんまちえき)は、三重県津市新町一丁目5番35号に所在する、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線である。駅番号はE40

歴史

駅構造

プラットホーム

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。西側にある駅舎は、単式ホームである3番のりばに面し、1・2番のりばのある島式ホームとは地下道で連絡している。3番線の線路は伊勢中川方で行き止まりになっており、折り返し列車専用となっている。

津駅管理の無人駅で、PiTaPaICOCA等ICカード乗車券対応の自動改札機および自動精算機回数乗車券カード、およびICカード乗車券のチャージに対応)が設置されている。なお、特別急行券および定期乗車券は、自動券売機で購入可能[5]

のりば

ホームの内訳は駅舎東側から順に以下の通り。

のりば 路線 方向 行先 備考
1 E 名古屋線 下り 賢島方面[6]  
2 上り 名古屋方面[6] 鳥羽・伊勢方面からの列車
3 当駅折り返し

停車列車

特急以外が停車する[7]

日中は名古屋方面へは急行が毎時3本と普通が毎時2本、伊勢中川方面へは急行のみ毎時3本が発着している[7]。このため、当駅で折り返す名古屋四日市発着の普通が終日設定されている[7]。名古屋 - 当駅間の急行が設定されている[7]。当駅止まり急行は基本的に折り返さずそのまま回送となるが、近鉄名古屋発23時の最終急行(当駅止まり)は3番のりばで夜間滞泊を行い、翌早朝当駅始発5時台の名古屋行き急行となる。

当駅は特急列車が停車しないが、日中の名古屋方面へは急行が発車した直後に乙特急や名阪甲特急が通過するため、当駅で特急券を購入した上で急行に乗車し、津で特急に乗り継ぐことが可能となっている[5][7]

当駅乗降人員

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[8]

  • 2023年11月7日:11,139人
  • 2022年11月8日:10,542人
  • 2021年11月9日:10,494人
  • 2018年11月13日:12,063人
  • 2015年11月10日:12,295人
  • 2012年11月13日:11,806人
  • 2010年11月9日:11,900人
  • 2008年11月18日:12,049人
  • 2005年11月8日:12,613人

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 7,800
1998年 7,665
1999年 7,544
2000年 7,386
2001年 7,281
2002年 7,101
2003年 7,041
2004年 6,922
2005年 6,840
2006年 6,742
2007年 6,610
2008年 6,524
2009年 6,428
2010年 6,496
2011年 6,413
2012年 6,456
2013年 6,651
2014年 6,545
2015年 6,830
2016年 6,927
2017年 7,008
2018年 7,054
2019年 6,966
2020年 5,739

津新町駅の利用状況の変遷を下表に示す。

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(津新町駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1950年 1,400,610 ←←←← 1,083,141 2,483,751      
1951年 1,746,510 ←←←← 1,130,844 2,877,354      
1952年 1,681,200 ←←←← 1,072,813 2,754,013      
1953年 1,731,090 ←←←← 1,061,552 2,792,642      
1954年 1,808,910 ←←←← 1,114,136 2,923,046      
1955年 1,684,500 ←←←← 1,130,369 2,814,869      
1956年 1,835,760 ←←←← 1,184,648 3,020,408      
1957年 1,851,210 ←←←← 1,226,504 3,077,714      
1958年 1,979,790 ←←←← 1,286,035 3,265,825      
1959年 2,151,180 ←←←← 1,017,538 3,168,718      
1960年 2,481,540 ←←←← 1,002,002 3,483,542      
1961年 2,591,670 ←←←← 1,010,533 3,602,203      
1962年 2,745,150 ←←←← 1,109,372 3,854,522      
1963年 2,866,740 ←←←← 1,203,884 4,070,624      
1964年 3,003,150 ←←←← 1,271,074 4,274,224      
1965年 3,202,410 ←←←← 1,289,448 4,491,858      
1966年 3,092,280 ←←←← 1,108,445 4,200,725      
1967年 3,096,390 ←←←← 1,126,424 4,222,814      
1968年 2,953,860 ←←←← 1,173,918 4,127,778      
1969年 2,764,110 ←←←← 1,232,836 3,996,946      
1970年 2,953,410 ←←←← 1,336,646 4,290,056      
1971年 3,069,870 ←←←← 1,351,121 4,420,991      
1972年 3,140,160 ←←←← 1,428,912 4,569,072      
1973年 3,127,800 ←←←← 1,445,577 4,573,377      
1974年 3,336,300 ←←←← 1,430,375 4,766,675      
1975年 3,291,000 ←←←← 1,389,684 4,680,684      
1976年 3,057,360 ←←←← 1,252,438 4,309,798      
1977年 2,980,230 ←←←← 1,223,257 4,203,487      
1978年 2,833,380 ←←←← 1,186,301 4,019,681      
1979年 2,730,720 ←←←← 1,152,313 3,883,033      
1980年 2,738,670 ←←←← 1,169,807 3,908,477      
1981年 2,686,590 ←←←← 1,131,105 3,817,695      
1982年 2,586,150 ←←←← 1,124,687 3,710,837 11月16日 17,877  
1983年 2,553,030 ←←←← 1,115,172 3,668,202 11月8日 16,851  
1984年 2,518,320 ←←←← 1,090,801 3,609,121 11月6日 17,447  
1985年 2,519,460 ←←←← 1,087,913 3,607,373 11月12日 16,172  
1986年 2,498,370 ←←←← 1,090,815 3,589,185 11月11日 17,450  
1987年 2,501,730 ←←←← 1,047,562 3,549,292 11月10日 17,139  
1988年 2,492,160 ←←←← 1,039,086 3,531,246 11月8日 16,914  
1989年 2,457,330 ←←←← 1,052,697 3,510,027 11月14日 17,404  
1990年 2,425,890 ←←←← 1,053,320 3,479,210 11月6日 17,264  
1991年 2,456,190 ←←←← 1,030,721 3,486,911      
1992年 2,374,860 ←←←← 992,545 3,367,405 11月10日 16,620  
1993年 2,380,710 ←←←← 983,179 3,363,889      
1994年 2,375,130 ←←←← 861,932 3,237,062      
1995年 2,337,540 ←←←← 809,016 3,146,556 12月5日 16,293  
1996年 2,231,610 ←←←← 790,525 3,022,135      
1997年 2,100,810 ←←←← 746,163 2,846,973      
1998年 2,071,350 ←←←← 726,387 2,797,737      
1999年 1,981,380 ←←←← 779,575 2,760,955      
2000年 1,964,910 ←←←← 731,035 2,695,945      
2001年 1,955,160 ←←←← 702,254 2,657,414      
2002年 1,904,280 ←←←← 687,717 2,591,997      
2003年 1,901,520 ←←←← 675,531 2,577,051      
2004年 1,894,290 ←←←← 632,157 2,526,447      
2005年 1,865,010 ←←←← 631,730 2,496,740 11月8日 12,613  
2006年 1,825,650 ←←←← 635,242 2,460,892      
2007年 1,796,730 ←←←← 622,382 2,419,112      
2008年 1,765,110 ←←←← 616,198 2,381,308 11月18日 12,049  
2009年 1,745,880 ←←←← 600,391 2,346,271      
2010年 1,776,240 ←←←← 600,270 2,370,956 11月18日 11,900  
2011年 1,736,610 ←←←← 610,612 2,347,222      
2012年 1,736,610 ←←←← 619,853 2,356,463 11月13日 11,806  


駅周辺

津市本庁舎や中心街である丸之内大門には代表駅である津駅よりも当駅の方が至近である。国と津市より計8億円の補助を受けた、駅直結の共同住宅「グランステーシア津新町」(鉄骨鉄筋コンクリート造15階建て、117戸)が2006年3月16日完成。以前この場所にあった、スーパーマーケット「ぎゅーとら」運営の「TRY mart.」などが1階に入居。

駅周辺の商店街振興組合ら商業者や住民らにより、近鉄線に並行して走っている東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線にも駅を設置するよう要望がなされていたが[10]、2024年(令和6年)時点で実現には至っていない。

バス路線

三重交通など、各事業者による路線が発着する。

三重交通

1番乗り場
  • 06・65・66・91・93・95系統:津駅三重会館経由)
  • 06系統:白塚駅前(津駅経由) - 一部大学病院経由
  • 51系統:三重病院(津駅・本山前経由)
  • 56系統:高田高校前(津駅経由)
  • 西86系統:津西ハイタウン(西新町・津駅西口・むつみヶ丘経由) - 平日のみ
  • 武86系統:津西ハイタウン(武内病院・津駅西口・むつみヶ丘経由) - 平日のみ
  • 91系統:イオン津(津駅経由)
  • 93系統:大学病院(津駅経由)
2番乗り場
3番乗り場
  • 51系統:サオリーナ
  • 91系統:平木(片田団地経由)
  • 93系統:片田団地
  • 93系統:片田団地(泉ヶ丘団地経由)
  • 95系統:穴倉(殿舟団地・今徳経由)
4番乗り場
  • 65系統:市場(安濃総合庁舎前・安西橋経由)
  • 66系統:立合(安濃庁舎前・経ヶ峰口経由)

高松山団地乗合ワゴン

  • 高松山団地:火・水(第一・第三)・金に1.5往復運行。デマンド式。乗車は利用登録済の地域住民に限られる。

隣の駅

近畿日本鉄道
E 名古屋線
急行・普通
津駅 (E39) - 津新町駅 (E40) - 南が丘駅 (E41)

脚注

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ 近畿日本鉄道『近畿日本鉄道100年のあゆみ』2010年、p.156
  3. ^ 「きょう19駅で使用開始 近鉄定期券自動改札機」『交通新聞』交通協力会、1971年4月1日、2面。
  4. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月17日閲覧 
  5. ^ a b 近畿日本鉄道駅の情報
  6. ^ a b 駅の情報|津新町”. 近畿日本鉄道. 2021年11月24日閲覧。
  7. ^ a b c d e 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.150 - p.157・p.162 - p.184・p.308 - p.315・p.320 - p.342
  8. ^ 駅別乗降人員 名古屋線 - 近畿日本鉄道
  9. ^ 三重県統計書 - 三重県
  10. ^ 「JR津新町駅設置を 住民ら署名運動を開始 市街地活性化へ期待」『伊勢新聞』1991年12月5日、10面。

関連項目

外部リンク

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!