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江迎町(えむかえちょう)は、長崎県の北部にあった町。北松浦郡に属した。2010年(平成22年)3月31日、鹿町町とともに佐世保市へ編入合併し、自治体としては消滅した。
ここでは、現在の佐世保市の一地域としての江迎(えむかえ)についても記述する。
長崎県本土地域の最北部、北松浦半島中北部を町域とし、佐世保市の中心市街地から北西へ約20kmの場所に位置する。町域は江迎川が東から西へ横断し、北西部は半島に切り込んだ江迎湾に接する。北部・南部は丘陵地が広がる。
2010年(平成22年)3月時点[1]
江迎町では「長坂」「猪調」の大字が設置されていたが、1957年(昭和32年)に大字の表示を廃止した。2010年(平成22年)佐世保市編入時に地名末尾の「免」の文字、及び小字を廃し、旧来の免の名称に「江迎町」を冠した町名に変更された[2](表記例:北松浦郡江迎町大字長坂長坂免→北松浦郡江迎町長坂免→佐世保市江迎町長坂)
江迎は古くから交通の要衝であり、江戸時代には平戸藩が利用する平戸往還の本陣が置かれた。
公選による町長
北松浦半島では半島内の各地域で石炭を産出し、北松炭田として栄えた。そのためかつては町内にも数ヶ所の炭鉱があったが、1960年代にすべて閉山し、現在は農業が中心である。 また、町おこしの一環として、「誰にでも手軽に始められる縮緬細工の『えむかえ繭玉』」をスローガンに、町民の団体「花手まり」が結成され、繭玉をアレンジした「手毬きめ込み人形」を全国に先駆けて手作り生産をしている。
主要地方道
その他の県道
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