棚倉藩(たなぐらはん)は、陸奥国(磐城国)白河郡・菊多郡・磐前郡・磐城郡などを支配した藩。藩庁は白河郡棚倉城に置かれた(現在の福島県東白川郡棚倉町)。
戊辰戦争では、正静が藩兵を率い奥羽越列藩同盟に参加、白河口において新政府軍と対峙。
棚倉藩はしばしば、中級、下級の譜代大名の懲罰的な目的での転封の対象地になり、また藩主家の長期の定着がなく、藩の支配体制は不完全なまま経てきた。石高は、表高より内高(実際に藩の収入になる石高)が少ない藩であった。
外様 1万石→2万5500石→3万5000石
外様 5万石
譜代 5万石
親藩 6万5000石
譜代 6万5000石
譜代 6万石
譜代 10万石
明治維新後に白川郡37村(旧幕府領36村、旧小見川藩領1村)、菊多郡14村(旧磐城平藩領9村、旧泉藩領5村)が加わった。
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