板橋本町駅(いたばしほんちょうえき)は、東京都板橋区大和町と本町にまたがる、東京都交通局(都営地下鉄)三田線の駅である。駅番号はI 19。
駅の正式な所在地は板橋区大和町17番地とされている。
計画時の仮称は「大和町」(やまとちょう)。旧・都電志村線の停留場名であるが、東武東上線との相互乗り入れが計画に盛り込まれた際、「大和町」駅(やまとまち、現・和光市駅)で接続が予定されたために敬遠された。「都営地下鉄三田線#建設経緯」を参照。
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。エスカレーターがA3出入口と改札外コンコースを、エレベーターがA1・A3出入口と改札外コンコースをそれぞれ連絡している。トイレは2番線ホームの目黒寄りにあり、多機能トイレも設置されている。連絡通路は改札内にあり、両方面ホームとも改札口から西高島平駅寄りにある。
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は35,317人(乗車人員:17,982人、降車人員:17,335人)である[都交 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
駅南方には、帝京大学板橋キャンパスおよび帝京大学医学部附属病院、帝京中学校・高等学校など帝京大学グループの学園都市がある。当駅真上の大和町交差点は、国道17号と東京都道318号環状七号線(環七通り)が交差、さらに国道17号の上を首都高速5号池袋線が通過している。
上記のほか、以下の各施設が駅周辺にある。
最寄りの停留所は「大和町」である。旧都電志村線の停留場名を受け継ぐ「板橋本町」停留所は一つ池袋寄りに存在したが、2007年に「上宿」と改称された。
中山道を経由する路線は駅近くに停留所を設置しているが、環七通りを経由する路線は中山道陸橋を通行するため、陸橋東詰(駅からおよそ300 m東側)に停留所が設置されている。