東逗子駅(ひがしずしえき)は、神奈川県逗子市沼間一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線の駅である。駅番号はJO 05。
歴史
地元住民が「沼間」の名称で設置を要望した請願駅であり、建設に当たって用地を地元地主が提供し、工事費の一部を住民らの募金により賄った[3]。
年表
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎は上り線ホーム大船方にあり、上下線のホームは跨線橋で結ばれている。横浜統括センター(逗子駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービスが受託)となっている[1]。但し、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。自動券売機・多機能券売機[2]・指定席券売機・自動改札機・自動精算機が設置されており、いずれもSuica[注釈 1]の利用が可能である。
多機能トイレが1番線ホーム側に設置されている他、跨線橋にエレベーターとエスカレーターが設置されている。
駅に隣接するJR東日本の敷地内にローソン・スリーエフがある。改札内に売店は無く、飲料自動販売機が上下ホームに設置されている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2019年6月)
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跨線橋(2019年6月)
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大船方の踏切からホームを望む(2012年5月)
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ホーム(2019年6月)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は4,453人である。横須賀線の駅では田浦駅に次いで2番目に少ない。
1995年度(平成7年度)以降の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗車人員[8][9]
年度
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1日平均 乗車人員
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1995年(平成07年)
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[10]6,003
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2000年(平成12年)
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[JR 1]5,610
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2001年(平成13年)
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[JR 2]5,587
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2002年(平成14年)
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[JR 3]5,556
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2003年(平成15年)
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[JR 4]5,510
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2004年(平成16年)
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[JR 5]5,379
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2005年(平成17年)
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[JR 6]5,359
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2006年(平成18年)
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[JR 7]5,327
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2007年(平成19年)
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[JR 8]5,314
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2008年(平成20年)
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[JR 9]5,402
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2009年(平成21年)
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[JR 10]5,332
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2010年(平成22年)
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[JR 11]5,269
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2011年(平成23年)
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[JR 12]5,198
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2012年(平成24年)
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[JR 13]5,218
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2013年(平成25年)
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[JR 14]5,250
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2014年(平成26年)
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[JR 15]5,060
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2015年(平成27年)
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[JR 16]5,158
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2016年(平成28年)
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[JR 17]5,124
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2017年(平成29年)
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[JR 18]5,136
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2018年(平成30年)
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[JR 19]5,070
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2019年(令和元年)
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[JR 20]4,944
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2020年(令和02年)
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[JR 21]3,933
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2021年(令和03年)
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[JR 22]4,150
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2022年(令和04年)
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[JR 23]4,345
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2023年(令和05年)
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[JR 24]4,453
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駅周辺
当駅は田越川沿いの平地に立地し、周囲に小さな商店街がある他は住宅地となっている。駅前にはロータリー状のタクシー乗り場があるが、路線バスの乗入は無い。
また、神武寺・鷹取山ハイキングコースと二子山自然遊歩道の入口の一つであるため、シーズン中は観光客の利用も多い。
- 公共・厚生施設、神社仏閣など
- 文教施設
- 商業
- 商工会館
- 東逗子駅前ビル
- 東逗子駅前商店街
- 東逗子東栄会
- 東逗子郵便局
- その他
バス路線
駅前にバス停は設置されておらず、県道24号上にある「東逗子」が最寄りである。全路線京浜急行バスにより運行されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 横須賀線
- 逗子駅 (JO 06) - 東逗子駅 (JO 05) - 田浦駅 (JO 04)
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
東逗子駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク