日本善行会

日本善行会
正式名称 日本善行会
組織形態 一般社団法人
事務局所在地 日本
100-0006
東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館
会長 勝野堅介
目的 日本各地で世のため及び人々のために無償の奉仕活動を実行している者の表彰を行い、その善行を称え、励ますとともに、善行精神の普及と実践を通じて、明るい住みよい社会環境づくりに努め、もって国の発展と国際親善に寄与すること[1]
活動領域 ボランティア
設立年月日 1937年
設立者 伊藤辰男
拠点 日本の旗 日本
提供サービス 善行章
ウェブサイト https://www.zenkoukai.or.jp/
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一般社団法人日本善行会(にほんぜんこうかい)は、主にボランティア活動等の支援や推進、表彰事業を実施している団体。元内閣府所管。

概要

日本善行会の表彰制度

  • 春季善行表彰 - 青少年善行表彰、緊急時貢献表彰、国際貢献表彰及び外国人善行表彰[4]
  • 秋季善行表彰 - 成人善行表彰(善行銅章表彰)[4]
  • 特別表彰 - 善行金章表彰・善行銀章表彰[4]

※主な表彰記章に、善行金章、善行銀章、善行銅章、善行章がある。

支部の推薦により、表彰が決定される。

事業目的

  • 善行をたたえて表彰すること[2]
  • 善行活動を実践すること 春の交通安全折鶴運動、秋の交通安全折鶴運動、福祉施設等での芸能奉仕活動等[2]
  • 善行精神の高揚を図ること[2]
  • 機関紙の発行による広報・啓発活動 毎月1日機関紙「明るいニュースの発行」[2]

沿革

  • 1937年(昭和12年)5月7日 - 初代理事長・伊藤辰男により設立
  • 1939年(昭和14年)4月 - 公爵一条実孝が初代会長に就任
  • 1949年(昭和24年)8月 - 社団法人組織となる。東京都知事安井誠一郎が会長に就任
  • 1961年(昭和36年)8月 - 東京都知事・東龍太郎が会長に就任
  • 1965年(昭和40年)4月 - 総理府所管となる。日本商工会議所会頭・足立正が会長に就任
  • 1972年(昭和47年)10月 - 日本赤十字社社長・東龍太郎が会長に再任
  • 1973年(昭和48年)1月 - 社団法人日本善行会と改称
  • 1983年(昭和58年)7月 - 日本赤十字社社長・林敬三が会長に就任
  • 1990年(平成2年)7月 - 東京都知事・鈴木俊一が会長に就任
  • 2001年(平成13年)1月 - 内閣府所管となる
  • 2004年(平成16年)7月 - 川村皓章が会長に就任
  • 2012年(平成24年)11月 - 藤田耕三が会長に就任
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 一般社団法人日本善行会と改称
  • 2018年(平成30年)3月20日 - 勝野堅介が会長に就任

以上は、公式サイトの概要ページに基づく[2]

活動内容

戦前に設立された当初は、善行青少年の表彰、善行児童の実話集、機関誌「まこと」の発行、清掃美化、働く女性を対象とした人づくり活動などを実施していた[2]

戦後間もない時点では、青少年の健全化を目標に掲げ、無駄遣いをなくす運動、清掃美化活動、ヒロポン追放、こども銀行、善行作文、各種標語の募集、英会話、しつけの研究会、巡回子ども会などを行った[2]

1951年(昭和26年)頃は、善行表彰の他に、無駄をなくす運動、清掃美化活動、蚊と蠅をなくす運動、花いっぱい運動、親切運動、感謝運動、自然と文化財を守る運動、愛の折鶴運動などを展開した[2]

1967年(昭和42年)4月、青少年健全育成活動を強化し、千葉県銚子市に青少年研修所を設置(1980年9月に閉鎖)[2]

1976年(昭和51年)10月、福祉増進活動の強化に伴い、芸能奉仕グループを結成し、社会福祉施設等への慰問活動を始めた[2]

1998年(平成10年)4月、芸能奉仕グループを「善行芸能・福祉奉仕団」として会の正式な機関に位置づけた[2]

2001年(平成13年)1月、21世紀に入ったのを契機として、善行表彰を通常表彰と特別表彰に改めて実施[2]

脚注

  1. ^ 一般社団法人日本善行会定款” (PDF). 日本善行会. 2020年12月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 本会概要”. 日本善行会. 2020年11月28日閲覧。
  3. ^ 役員・支部一覧”. 日本善行会. 2020年11月28日閲覧。
  4. ^ a b c 表彰・会員情報”. 日本善行会. 2020年11月28日閲覧。

関連項目

外部リンク

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