山形県立鶴岡南高等学校(やまがたけんりつ つるおかみなみこうとうがっこう)は、山形県鶴岡市若葉町に所在した県立高等学校。
2024年(令和6年)4月に鶴岡北高校と統合し、中高一貫校山形県立致道館中学校・高等学校を開校[1][2]に伴い、3月31日に閉校した[3]。
沿革
基礎データ
所在地
山形県鶴岡市若葉町26-31
象徴
制服
- 男子は黒の詰襟学生服の上下。女子は独自デザインの紺ブレザーと紺のスカート及び、灰と白の縦ストライプのワイシャツと紺のナロータイ。
- 夏期は男子は白のワイシャツ。女子は冬季同様のストライプのシャツとタイ。男女共通して夏季は上履きの代わりにサンダルを履くこともできる。色は緑・青・赤。
教育
設置学科
全日制の課程
2007年から1クラス削減され計5クラス編成になった。
- 普通科 160名(4クラス)
- 理数科 40名(1クラス)
- 現在は2年次から理数科・普通科理系・普通科文系にクラス編成が行われる。
通信制の課程
- 普通科 80名
- 選択科目の工業科目、商業科目の一部は鶴岡工高、酒田商高の定時制で履修する。
部活動
- 運動部 - 野球、サッカー、陸上、ソフトテニス、バレーボール、バスケットボール、水泳、卓球、バドミントン、柔道、剣道、弓道、アーチェリー、テニス
- 文化部 - 吹奏楽、音楽、英語、文芸、美術、報道、科学、応援団・チアリーディング、JRC
[5]
高校関係者と組織
高校関係者一覧
- 研究
- 政治
- 行政
- 医師
- 経済
- 文化
- 芸能
- スポーツ
- 軍人
- その他
教職員等
施設
- 体育館はピロティ構造で外の部活動の部室兼冬場の練習場所となっている。また、体育教官室の下もピロティ構造で野球部とサッカー部の物置・大きな鏡のあるトレーニング場、となっている。そこはピロティと区別する為に、小ピロと一部の生徒に呼ばれている。
- 道路を挟み隣には鶴岡工業高等学校があり、また山形県立鶴岡北高等学校も近い。
- 鶴翔会館という固定席のある小ホールがあり、生徒会議や入学式・卒業式などの各種式典などが執り行われる。
その他
カラス被害
目の前にある鶴岡公園の樹木がカラスの塒(ねぐら)になっており、学校の周りにはおびただしい量のカラスの糞が散乱している。夕方になると、ミネラルの補給のため、グラウンドの白線に使用される石灰を食べに集まり、サッカーのライン通りに並ぶ。
登下校中に糞を落とされるなどの被害はもとより、教室内に置いておいた弁当を食べられてしまうなどの被害が発生したため、2006年、当時の生徒会が、近隣高校の生徒や保護者、地域住民から署名を募り、3200名分の署名を市に提出した。そこで、東京都などで使用されている捕獲用の「箱わな」が、南高のプールの隅と赤川の2か所に設置された。
関連項目
脚注
外部リンク