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小林 千絵(こばやし ちえ、1963年11月20日[1] - )は、日本の歌手、女優、タレント。既婚。
略歴
大阪府豊中市出身[2][1]。大阪府立東豊中高等学校卒業[1]。東豊中高校は当時、大阪府第1学区で上位校ではなかったものの、高校時代の成績はトップだったという。また高校時代は美少女で有名な存在であったと、隣の高校に通っていたタレントの長江健次(小林より1学年下)が2020年1月24日に神戸チキンジョージで行われたライブMCで証言している。
中学生時代に読売テレビの『そっくりショー』に出場し、桜田淳子の歌を披露してチャンピオンになったことがある[2]。以後も多くのオーディションを受け続け[2]、「ヒデキ(西城秀樹)の弟・妹募集オーディション」で準優勝(優勝は河合奈保子[3]。直前まで優勝は満場一致で小林と決まっていたが、西城秀樹の鶴の一声で優勝者が河合にひっくり返ったという[4])。しかしこれで準優勝に終わったショックでそれから1年半ほどコンテストやオーディションの応募は控えていたが、高校3年生になろうとしていた頃に自分の進路を決めることで焦り出し、その時ふと「アイドル歌手になるのには今しかない」と思い直したという[2]。その後「ポートピア・花嫁コンテスト」グランプリを獲得[4]。第1回ヤマハボーカルオーディション「ザ・デビュー」で1万人の中から優勝[3]。第24回ヤマハ・ポピュラーソングコンテストつま恋本選会にて大阪地区代表として選出され、のちにデビュー曲となる『いつも片想い』を別のアレンジで歌い入賞する[3]。これをきっかけに、ヤマハ音楽振興会所属となる。また、レコード会社キャニオン・レコード(現ポニーキャニオン)からスカウトされる。
1983年3月21日『いつも片想い』でキャニオン・レコードよりアイドル歌手デビュー。デビュー時のキャッチコピーは「フレッシュ・ルッキング」「シャボンの香りが、風に光りだす。」の2パターン。
デビュー前、13歳の頃から「オーディション荒らしの千絵ちゃん」の異名を持ち、デビュー時には『フォーカス』の創刊号に大きく掲載される。また、当時透明感溢れる声で抜群の歌唱力を売りにしたアイドル歌手でもあった。同期デビューにTHE GOOD-BYE、伊藤麻衣子、桑田靖子、岩井小百合、松本明子、徳丸純子、原真祐美、大沢逸美、森尾由美、木元ゆうこなどがいた。前後の世代と比較して売れたアイドルが存在しなかったために「不作の83年組」と言われた。のちに「お神セブン」となる各員である。
翌年より、MBSラジオ『MBSヤングタウン』で西川のりおとのボケとつっこみで人気が上昇し、『おじさんの気持も知らないで』というシングルでデュエットデビューも。これを機に地元大阪でバラエティーの活動が多くなり、大阪弁丸出しのトークでバラドルとして注目をあびる。
1989年にヤマハ音楽振興会を離れ、イザワオフィス、更にアクアプロモーションに移籍。歌手再起にかけ、1991年BMGビクターより『story』を発売。その後ポニーキャニオン(1987年10月21日社名変更)に戻り、シングル「恋に踊れば」を発売。現在はタレントを中心に活動中。
大のパチンコ好きとしても芸能界では知られており[3]、1995年にはSANKYOにより、本人の写真絵柄とフィーバー時には本人の歌が流れる演出付きのパチンコ台「フィーバーフルーティー」が発売。現在では一般化した、芸能人をモチーフにしたパチンコ台の先駆けとなった。また、1998年4月〜2002年6月には、パチンコ番組『パチンコNOW2』(CBC)の司会も務めた。
一方、映画にも精通しており、テレビでの映画評論や、いくつかの映画のパンフレットに解説文も執筆するなど、多才な一面も持ち合わせる。
2002年に結婚し、翌2003年に長男を出産。
2017年1月24日、神戸チキンジョージにて開催のライブイベント『長江健次Cafe』にて同期歌手デビューの桑田・徳丸・木元と共に出演。公の場で歌うのは約20年振りとなる。
2017年3月6日、3月7日にBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』に出演。
2018年11月19日、11月20日に東京銀座博品館劇場にて、デビュー35周年を記念して同期デビューの大沢・森尾・桑田・松本・徳丸・木元を集めて、ライブイベント~不作と言われた私たち「お神セブンと申します」~を開催[5]。
2019年5月1日に個人事務所(株)more senseに移籍、事務所「アクアプロモーション」とは業務提携になった事をブログで報告。
2023年9月29日・9月30日、東京銀座博品館劇場にて、83年組デビュー40周年を記念して「お神セブン[6]再結集」を開催。
2023年10月12日 デビュー40周年記念シングル『100センチの幸せ』発売[7](9月29日・30日のお神セブン再結集イベント会場で先行発売)。
デビュー40周年記念ライブを、11月14日東京『ケネディハウス銀座』、11月17日大阪『Soap Opra Classcs -Umeda-』[8]にて開催。
2024年、お神セブンのメンバーのうち、小林千絵(CHIE)、松本明子(AKIKO)、木元ゆうこ(YUKO)の関西由来の3人が、「CHAY(ちゃい)[9]まんねんシスターズ」を結成。2月14日「~CHAYまんねんシスターズ甘く楽しいホワイトデーライブ~」を『ケネディハウス銀座』にて開催。6月1日、第二弾「アイドル☆ナイト#2」を開催[10]
主な出演作品
テレビドラマ
連続ドラマ
単発ドラマ
バラエティ番組
スポーツ番組
ラジオ
映画
ミュージカル
一の宮はじめ ジャズダンスアカデミー第3回公演 「ダンシングミュージカル フィナーレには花束を」
- (ヒロイン。1985年10月4日 - 5日、全3回公演、新橋・ヤクルトホール。作・演出・作詞・振付:一の宮はじめ。セイントフォーやデビュー前のBaBeの2人と共演
CM
ディスコグラフィ
シングル
アルバム
発売日
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規格
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規格品番
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面
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キャニオン・レコード / ポニーキャニオン
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1983年10月21日
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LP
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C28A-0295
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涙★GIRL
Side:A
- コンピューター・ジェラシー
- 作詞:佐々木幸男/作曲:佐々木幸男/編曲:鷺巣詩郎
- いつも片想い
- 作詞:藤田久美子/作曲:藤田久美子/編曲:大村雅朗
- たそがれ街角 Fall in Love
- 作詞:松井五郎/作曲:城山清一/編曲:武部聡志
- ガラスの神話
- 作詞:藤田久美子/作曲:藤田久美子/編曲:鷺巣詩郎
- 涙☆GIRL
- 作詞:松井五郎/作曲:三浦雄也/編曲:三浦雄也
Side:B
- 水色のカチューシャ
- 作詞:谷山浩子/作曲:谷山浩子/編曲:武部聡志
- あなたはエンジェル
- 作詞:服部雄介/作詞:柴田容子/作曲:柴田容子/編曲:鷺巣詩郎
- 潮騒
- 作詞:天野滋/作曲:天野滋/編曲:鷺巣詩郎
- ずっとラプソディ
- 作詞:城山清一/作曲:城山清一/編曲:鷺巣詩郎
- 哀愁のページ
- 作詞:円広志/作曲:円広志/編曲:鷺巣詩郎
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2008年7月16日
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CD
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PCCS-00008
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2002年6月19日
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CD
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PCCA-01706
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Myこれ!小林千絵◆best
- いつも片想い
- ずっと ラプソディ
- 水色のカチューシャ
- Love with You~愛のプレゼント~
- ちぐはぐキッス
- ホテルOSAKA
- 気まぐれマイ・ラブ
- つよがり
- ピアス
- 星のピリオド
- たそがれ片想い
- シューティングスター
- 風の子守歌
- あなたの手紙
- 渚センチメンタルステップ
- FROM TIME IMMEMORIAL
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2010年5月19日
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CD
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PCCS-00129
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著書
- やったもんがち(1993年)
- 日の丸印(1996年)
- パチンコ千絵(1996年。画:新田朋子)
連載
エッセイ
- 鳩よ! (マガジンハウス)
- シャレにならんわ! (毎日新聞)
映画批評
- 千絵のこだわりシネマ (産経新聞)
- ロードショー(集英社)
- 小林千絵のもっと映画を見ようよ (東京学参)
イベント
- 第28回ヤマハポピュラーソングコンテスト - 司会
- 20世紀を彩ったハリウッド映画女優展
- コルドン・ブルー(92' 93')
ライブ
脚注
注釈
- ^ オリコン最高位99位。
- ^ a b 明治乳業『シェイク29』CMソング。
- ^ オリコン最高位163位。
- ^ オリコン最高位180位。
- ^ フジテレビ系アニメ『牧場の少女カトリ』主題歌。
- ^ オリコン最高位163位。
- ^ 西川のりおとデュエット。
- ^ 唄:西川のりお。
- ^ オリコン最高位180位。
- ^ テレビ東京系『愛川欽也のロマン探訪』主題歌。
- ^ オリコン最高位182位。
出典
- ^ a b c d 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、74頁。
- ^ a b c d 河北新報 1983年5月6日 夕刊 10面「新人大集合」
- ^ a b c d "歌手、タレント/小林千絵インタビュー~今年は還暦とデビュー40周年". 週刊実話WEB. 日本ジャーナル出版. 7 March 2023. 2023年3月7日閲覧。
- ^ a b 昭和40年男(株式会社ヘリテージ)2024年6月号「俺たちのアイドル・小林千絵」p.119
- ^ “不作の83年組アイドル7人合同で35周年イベント”. 日刊スポーツ. (2018年7月20日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201807200000073.html 2018年7月20日閲覧。
- ^ 35周年イベントと同じメンバー(徳丸純子はVTR出演)
- ^ 28年ぶりのシングル発表
- ^ 大阪会場では同期の徳丸純子が飛び入り参加
- ^ 各人の頭文字を取った
- ^ 同期83年デビューの吹田明日香がゲスト参加
関連項目
外部リンク