富山県道25号砺波細入線

主要地方道
富山県道25号標識
富山県道25号砺波細入線
主要地方道砺波細入線
実延長 32.260 km
制定年 1982年
起点 五郎丸交差点
富山県砺波市五郎丸【北緯36度36分45.7秒 東経136度57分54.4秒 / 北緯36.612694度 東経136.965111度 / 36.612694; 136.965111 (県道25号起点)
終点 新笹津橋南詰
富山県富山市西笹津【北緯36度33分24.5秒 東経137度12分58.4秒 / 北緯36.556806度 東経137.216222度 / 36.556806; 137.216222 (県道25号終点)
接続する
主な道路
記法
国道156号
国道472号
国道41号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

富山県道25号砺波細入線(とやまけんどう25ごう となみほそいりせん)は、富山県砺波市から同県富山市に至る主要地方道に指定された富山県道である。

概要

富山市山田白井谷で。県道25号は左に分岐して狭隘路となるため、砺波方面へは県道133号への直進を促している。

富山県西部(呉西)の国道156号と同県東部(呉東)の国道41号という富山県内を南北に縦貫する2つの幹線道路を、同県南部の丘陵地を経て結ぶルートである[1]

なお、当県道の起点は、1982年の指定当初は現在の五郎丸交差点北70mあたりで国道156号に接続していたが、1989年平成元年)の庄川雄神大橋完成および五郎丸交差点の改修工事にあわせ現在の位置に移動したものである。

富山県の東西を結ぶ主要地方道であるものの、かつては未舗装で狭隘区間が多かったため[2]、全区間を通しての往来は困難であった。各所で大幅な改良工事が行われた結果、現在では全区間の約80.7%にあたる26.033 kmにおいて、幅員5.5m以上が確保された改良済み区間となっている[3]。一方で、富山市山田地域や同市八尾地域、神通川沿岸部などでは、未だ狭隘区間が各地に残っており、このうち富山市山田清水 - 同市山田小島間においては、1車線に満たない箇所も存在する。なお、この区間は冬期間閉鎖される。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

  • 富山県道25号は1966年(昭和41年)3月1日から1977年(昭和52年)3月1日までは岐阜県道9号・富山県道25号古川細入線で使われていた。1974年(昭和49年)11月12日に大部分が国道360号となったことから1977年3月1日に残る区間(岐阜県域)が重複の岐阜県道10号・富山県道39号古川八尾線(現・国道471号国道472号重複区間)に統合され廃止。

路線状況

重複区間

冬期閉鎖区間

  • 富山市山田清水 - 同市山田白井谷 2.5 km

地理

通過する自治体

交差する道路

主な橋梁・トンネル

沿線

脚注

  1. ^ a b 『砺波市五十年史』(2004年3月25日、砺波市発行)140ページ「雄神大橋、井栗谷トンネルの開通」より。
  2. ^ 『八尾町史 続』p486 続八尾町史編纂委員会、1973年。前身にあたる「庄川細入線」の1971年(昭和46年)の婦負郡八尾町(現・富山市八尾地域)内の区間の実延長9.193 kmに対し、改良延長は2.425 km(約26.4%)、舗装延長は1.129 km(約12.3%)であった。
  3. ^ a b c d 『道路現況調査資料』 p24 富山県、2010年
  4. ^ “道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 (昭和57年建設省告示第935号)”, 官報 (国立印刷局) 号外第21号: pp. 18-63, (1982年4月1日) 

参考文献

  • 『道路現況調査資料』 富山県、2010年

関連項目