富山県道25号砺波細入線(とやまけんどう25ごう となみほそいりせん)は、富山県砺波市から同県富山市に至る主要地方道に指定された富山県道である。
概要
富山県西部(呉西)の国道156号と同県東部(呉東)の国道41号という富山県内を南北に縦貫する2つの幹線道路を、同県南部の丘陵地を経て結ぶルートである[1]。
なお、当県道の起点は、1982年の指定当初は現在の五郎丸交差点北70mあたりで国道156号に接続していたが、1989年(平成元年)の庄川雄神大橋完成および五郎丸交差点の改修工事にあわせ現在の位置に移動したものである。
富山県の東西を結ぶ主要地方道であるものの、かつては未舗装で狭隘区間が多かったため[2]、全区間を通しての往来は困難であった。各所で大幅な改良工事が行われた結果、現在では全区間の約80.7%にあたる26.033 kmにおいて、幅員5.5m以上が確保された改良済み区間となっている[3]。一方で、富山市山田地域や同市八尾地域、神通川沿岸部などでは、未だ狭隘区間が各地に残っており、このうち富山市山田清水 - 同市山田小島間においては、1車線に満たない箇所も存在する。なお、この区間は冬期間閉鎖される。
路線データ
歴史
路線状況
重複区間
冬期閉鎖区間
地理
通過する自治体
交差する道路
主な橋梁・トンネル
沿線
脚注
- ^ a b 『砺波市五十年史』(2004年3月25日、砺波市発行)140ページ「雄神大橋、井栗谷トンネルの開通」より。
- ^ 『八尾町史 続』p486 続八尾町史編纂委員会、1973年。前身にあたる「庄川細入線」の1971年(昭和46年)の婦負郡八尾町(現・富山市八尾地域)内の区間の実延長9.193 kmに対し、改良延長は2.425 km(約26.4%)、舗装延長は1.129 km(約12.3%)であった。
- ^ a b c d 『道路現況調査資料』 p24 富山県、2010年。
- ^ “道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 (昭和57年建設省告示第935号)”, 官報 (国立印刷局) 号外第21号: pp. 18-63, (1982年4月1日)
参考文献
関連項目