宮城県道27号奥松島松島公園線(みやぎけんどう27ごう おくまつしままつしまこうえんせん)は宮城県東松島市の奥松島(宮戸島)から宮城郡松島町に至る県道(主要地方道)である。
概要
東松島市にある松島湾最大の島「宮戸島」の室浜海水浴場入口から松島町高城の宮城県道145号高城停車場線(旧国道45号)交点(移転前の松島町役場前[1])とを結ぶ主要地方道。宮戸島の各集落を結び、松ヶ島橋で本土に渡る。その後野蒜海水浴場沿いを走り、東松島市野蒜(宮城県道60号鹿島台鳴瀬線交点)で進路を西に変える。野蒜海水浴場 - 県道60号交点の区間はかつて暴走族対策のため夜間(22時 - 6時)は閉鎖されていた。野蒜から終点までは東日本旅客鉄道仙石線の野蒜駅 - 高城町駅間とほぼ並行する。
1977年(昭和52年)4月1日に奥松島パークラインと命名された[2]。例年、体育の日に当道路を中心に松島ハーフマラソン大会が行われ、東日本放送からテレビ放送されていたが、2019年(令和元年)をもって終了した。[3]
路線データ
歴史
地理
松島湾の北側から弧を描くように伸びる野蒜海岸(のびるかいがん)に沿う道で、奥松島ともよばれる宮戸島へと続く。宮戸島の途中にある大高森は、松島が最も美しく見えるとされる「四大観」のひとつに数えられており、松島湾の入江に浮かぶ日本三景・松島の多島風景を望むスポットとなっている。沿道の野蒜海岸は、2011年(平成23年)3月に起こった東日本大震災の津波で大被害を被ったエリアである。
通過する自治体
交差する道路
沿線
- 月浜海水浴場(東松島市宮戸)
- 宮城県松島自然の家(東松島市宮戸)
- 東松島市立宮戸小学校跡(東松島市宮戸)
- 奥松島縄文村(里浜貝塚)(東松島市宮戸)
- あおみな(東松島市宮戸)
- 大高森(東松島市宮戸)
- 嵯峨渓(東松島市野蒜)
- 野蒜海水浴場(東松島市野蒜)
- 東名運河(東松島市野蒜)
- 東松島市震災復興伝承館(旧野蒜駅跡)(東松島市野蒜)
- 奥松島運動公園(東松島市野蒜)
- 手樽地域交流センター(旧松島町立松島第三小学校跡)(宮城郡松島町手樽)
- JR仙石線
- 磯崎漁港(宮城郡松島町磯崎)
- 松島町文化観光交流館(宮城郡松島町磯崎)
- 松島郵便局(宮城郡松島町高城)
脚注
参考文献
関連項目