宮ケ浜駅(みやがはまえき)は、鹿児島県指宿市西方にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線の駅である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。
無人駅。ホーム中央付近と枕崎側ホーム端にはJR西日本福知山線脱線事故を受けて、坂之上駅同様速度照査ATS用速度制限標識があり、それぞれ「速度照査 振69」・「速度照査 振79」と表示されているが、当線への振り子式車両入線実績や計画は現時点で無い。
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ホーム(2010年6月)
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振子車照査速度表示票(鹿児島中央方)
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のりば
- のりば表記は駅掲載及び公式サイトの駅別時刻表に記述[5]
利用状況
年度
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1日平均 乗車人員
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1日平均 乗降人員
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2003
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156
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2004
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151
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2005
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150
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309
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2006
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140
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290
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2007
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150
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306
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2008
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137
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279
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2009
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130
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262
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2010
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136
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274
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2011
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135
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272
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2012
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126
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256
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2013
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118
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239
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2014
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128
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256
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2015
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130
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266
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駅周辺
かつては線路のすぐ脇が護岸であり、海岸線近くに設置されていた。しかし1990年度(平成2年度)に国の海岸環境整備事業の一環として大規模親水リゾートの計画が打ち出された。約3万平方メートルを埋め立てて海水浴場と新しい護岸を建設し、道路を通して、当駅からも歩いていけるように歩道橋を整備する計画であった。これに伴って1992年(平成4年)から埋め立て工事が始まり、駅からは海岸線が遠のいた。バブル崩壊などに伴って計画は遅延し、最終的に海水浴場の計画は中止となって、一部の公園と道路のみが供用されている[6]。
- こらんの湯 錦江楼 - 徒歩10分[7]
- 指宿北郵便局
- 湊川橋 - 1844年(天保15年)竣工。薩摩藩家老・調所広郷が肥後の石工・岩永三五郎を招聘して造った単アーチ型石橋)
- 大山甚七商店(焼酎蔵)
- 中俣合名会社(焼酎蔵)
- 坂本いもあめ本舗(鹿児島で親しまれている芋飴の中でもよく知られる銘柄)
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駅前には「
指宿温泉発祥の地」という事を知らせる看板がある
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湊川橋(2018年)
その他
- NHK「六角精児の呑(の)み鉄本線・日本旅「秋・指宿枕崎線を呑(の)む!」では六角が当駅で下車し、駅前の坂本芋飴本舗と大山甚七商店焼酎工場を訪れている。[8]
- 長渕剛ゆかりの地であり、線路海側にはその旨の横断幕が設置されている。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■指宿枕崎線
- ■快速「なのはな」
- 通過
- ■普通
- 薩摩今和泉駅 - 宮ケ浜駅 - 二月田駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
宮ケ浜駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク