嬰イ短調(えいイたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、嬰イ (A♯) 音を主音とする短調である。調号はシャープ7箇所 (F, C, G, D, A, E, B) である。
赤マスは一般に臨時記号により表される。
和音は上段:自然音階、中段:和声的音階、下段:旋律的音階上行形で考えたもの。ダイアトニック・コードは狭義で自然音階上に成り立つものを指す。その他のコードネームも実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。表中の+5はaugと、またm6-5はdim7またはdimと一般的に記されることが多い
ダブルシャープが多用され、読譜困難であるため、滅多に書かれない調である。曲の例も、変ロ短調のほうが使いやすいため、主調では皆無といってよい。嬰ハ長調の平行調、嬰ニ短調の属調として見られる程度である。(これらもほぼ、変ニ長調、変ホ短調で表記されるケースが圧倒的である)
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ハ - 嬰ハ=変ニ - ニ - 変ホ - ホ - ヘ - 嬰ヘ=変ト - ト - 変イ - イ - 変ロ - ロ=変ハ
ハ - 嬰ハ - ニ - 嬰ニ=変ホ - ホ - ヘ - 嬰ヘ - ト- 嬰ト=変イ - イ - 嬰イ=変ロ - ロ