『夜の傾斜』(よるのけいしゃ)は、1980年9月8日から同年12月29日までテレビ朝日系列の「月曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。全14回(1980年10月6日、10月20日、11月3日は休止)。
総会屋に会社を乗っ取られた責任をとって、自ら命を絶った父の復讐のために社長令嬢から総会屋に転身したヒロイン・麻生圭子を中心に、彼女を取り巻く人間関係を、企業ドラマとしてサスペンスタッチで描いた[1][2][3]。なお、田中健と古手川祐子は本作での共演をきっかけに結婚している(後に離婚)[1]。
圭子は妹のいづみと一緒に奥日光に出掛けるが、父・達之助が“急病”との知らせを受けて急遽帰京。しかしそこで、父は総会屋の立石に会社を乗っ取られた責任をとって自殺を図ったと知る。圭子は立石への復讐を誓い、自分の邸宅を売却して、伊沢には高額のリベートを匂わせつつ高利の貸付先の紹介を頼み、魚住の自室の一室を事務所として準備、ここを活動拠点として立石関係の企業の株買い占めに乗り出していく[1]。
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