和田町(わだまち)は、かつて千葉県安房郡に存在していた町。旧朝夷郡。館山都市圏に属していた。
平成の大合併に伴い、2006年(平成18年)3月20日に同じ安房郡内の富浦町、富山町、三芳村、丸山町、千倉町、白浜町と新設合併し、南房総市となったため消滅した[1]。
房総半島の南部に位置する。
花卉栽培の先駆者で千葉県特産功労者の間宮七郎平がいたことも関係し[3]、温暖な気候を生かした斜面のビニールハウス内での温室栽培などが盛んに行われている[4]。また国内4カ所の一つで[5]関東では唯一の捕鯨基地が町内にあり[6]、沿岸捕鯨でツチクジラとゴンドウクジラの漁を行っており[7]、取れた鯨を利用して出す、料理屋が多く存在する。
また、和田浦海岸は1998年(平成10年)に「日本の水浴場55選」[8]、2001年(平成13年)に「日本の水浴場88選」に選出された[9]。 波乗りには最適であり通年サーファーが多く訪れる。
「朝夷地区」(あさいちく)は、和田町・丸山町・千倉町・白浜町の計4町一帯の通称名である。
農業
漁業