岐阜線(ぎふせん)とは、岐阜県岐阜市の岐阜市内線および同線と直通運転を行っていた軌道・鉄道路線を併せた名古屋鉄道の路線群[1][2]。2005年(平成17年)4月1日全廃。最後まで架線電圧が600Vのまま昇圧されなかった線区でもあり、600V線とも通称された[3][4]。
構成路線
軌道路線
鉄道路線
構成区間の大半が、美濃電気軌道および同社の被合併会社、傍系会社によって建設された路線である[5]。
脚注
- ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会『名古屋鉄道社史』、名古屋鉄道、1961年、689頁
- ^ 柚原誠「岐阜線 未完のまま消えたLRT」、『鉄道ピクトリアル』第771巻、電気車研究会、2006年1月、 105頁。
- ^ 渡利正彦「岐阜市内、揖斐・谷汲、美濃町線の記録」、『鉄道ピクトリアル』第771巻、電気車研究会、2006年1月、 114頁。
- ^ 徳田耕一 『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』 JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 978-4-53305-883-7。
- ^ 廃止から10年・岐阜の電車(平成27年 春季特別展) - 名古屋鉄道