古家 正亨(ふるや まさゆき、1974年5月22日 - )は、北海道北見市出身のラジオDJでテレビVJ、K-POP評論家[1][2]。サンミュージック所属[3]。
血液型O型。身長179cm。北海道北見北斗高等学校、北海道医療大学看護福祉学部卒業。
2010年上智大学大学院文学研究科新聞学専攻前期博士課程修了。韓国人シンガーソングライターのHermin(ホミン/Mina Furuya)は妻。
北海道医療大学に進学し[4]、音楽療法を専攻し様々なジャンルの音楽に触れる[5]。1995年大学在学中に北海道のラジオ局FM NORTH WAVEの深夜番組「Dreams Come Soon」でプロDJとしてデビュー。
大学卒業後、カナダのBrock Universityに留学。留学先で韓国人が多く日韓の歴史に対する無知さを実感し[4]、また韓国人の友人から貰ったTOY(ユ・ヒヨル)のCDの洗練さに衝撃を受けたこともあり[5]、1997年から1999年まで韓国・ソウルに移り[4]、高麗大学校へ留学する[5]。
帰国後、FM NORTH WAVE他、東京のInterFM、大阪のFM COCOLOといった外国語FMラジオ局で活躍。2001年にFM NORTH WAVEで日本でいち早くK-POP専門番組「BEATS OF KOREA」を立ち上げたことで知られ[5]、日本におけるK-POPの第一人者と呼ばれることが多い。
韓流ブーム以前から韓国大衆文化に関わる仕事をしていたため、イベントMCも数多くこなし、2003年11月にソウルで行われたペ・ヨンジュンのファンミーティングMCを皮切りに、韓国アーティスト・俳優・女優・文化人などのMCを担当。コロナ禍前には年平均200回以上のイベントMCを務めることもあった。
一方で、MTV KOREA(現SBS MTV)のJ-POP番組「MTV J-BEAT」で日本人初のテレビVJとして採用され、韓国KBSワールドラジオでは2002年から2013年3月まで「SUNDAY MUSIC POWER」と共同制作コーナーのDJを担当するなど月1回以上の渡韓をし、古家が渡韓した回数は20年間で400回以上に及ぶ。
執筆業においても雑誌・Web等の連載や書籍だけではなく、多数のK-POPアーティストの歌詞の翻訳やプレスリリースなどを担当。
これらの功績が認められ、2009年に韓国政府から日本人としては初めて日本におけるK-POP普及に貢献したとして「韓国政府褒章文化体育観光部長官褒章」を受章した。
2011年10月に「江原道観光広報大使」に任命され、2018年に行われる江原道内「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック」の日本での広報イベントにも多数出演する。
また「Lマガジン」(現「Meets Regional」)のコラム連載やFM COCOLOの番組内に「家電なう」というコーナーを立ち上げ、ニコニコチャンネル「古家正亨のフル新聞フル雑誌[6]」(-2018年5月30日)内の「古家の引き出し~家電編~」で自前の家電製品を解説するなど「家電おたく」としても知られる。
2015年1月30日、日本における韓国コンテンツ産業のさらなる発展と韓国コンテンツファンへの理解促進を図るため、日本で韓国コンテンツ取扱企業及び個人の優秀な活動を表彰する「2015 KoCoLo Awards」で功労賞を受賞。
2020年には妻・Herminと共にYouTubeチャンネル「ふるやのへや」を立ち上げ、YouTuberとして韓国や韓国のエンタメにかかわる情報を発信している。
韓国エンタメファンであれば、一度は名前や顔を観たことがある存在として知られる。
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