中島汽船株式会社(なかじまきせん)は、愛媛県松山市にある三津浜港、高浜港および松山観光港と忽那諸島を結ぶ航路を運航する海運会社である。同名の会社は明治時代および昭和20年代から30年代にも存在したが、現在の法人とは関係ない。
もとは旧中島町運輸課(中島町営汽船)が運航していたが、松山市への合併にあたり民営化されることとなり、石崎汽船と中島町内のすべての地縁団体の出資によって、2004年(平成16年)4月27日に中島汽船株式会社が設立された。
松山市高浜町5丁目松山観光港ターミナルに本社を、同市中島大浦中島港湾ビルに支店を置いている。
松山市の離島である忽那諸島と松山を結ぶ航路のほか、中島本島内の路線バス事業も営んでいるが、これも旧中島町運輸課が運行していた中島町営バスを継承したものである。また、大浦港ではレンタサイクルも行っている。
伊予鉄ICい〜カードの利用が可能[注釈 3]。このほかに全航路の旅客運賃において、ICOCA、PASMO、Suicaなどの交通系ICカードでも支払いができる[注釈 4]。高速船は急行料金が上乗せされ、乗船券のほか急行券が発券される。各港の入出港時に旧中島町のイメージソングであった坂本冬美の「白いかおりの島へ」(作詞:池田充男 / 作曲:浜口庫之助)が流れる。この歌は公式ウェブサイトの「船の紹介」ページをしばらく表示させていると再生されていた[注釈 5]。
高浜港および松山観光港での車両の乗降は不可能。潮位により車両の乗降ができない場合がある。船内の売店でおでんを販売している。2014年(平成26年)9月まで45年間にわたり販売していた女性が年齢を所以に引退[21]、以降は中島のNPO法人が引き継いで販売している。時間帯により販売されない場合がある。2020年(令和2年)7月1日より松山観光港へ寄港を開始した。
高浜港での車両の乗降は不可能。潮位により車両の乗降ができない場合がある。西中港行き(発)の運賃は神和(二神、津和地、怒和)との相互間のみ設定されている。
便により以下いずれかの順で寄港する。
中島島内において路線バスを運行している。伊予鉄ICい〜カードで運賃の支払いは不可能となっており、ICOCA、PASMO、Suicaなどの交通系ICカードでの支払いもできない。
2024年(令和6年)4月1日改正で、粟井・トンネル経由、トンネル・神浦経由、神浦・トンネル経由の各路線が復活した。また、平日運休・土日祝運休となる便が設定された。
主に日野自動車製がメインで、大型車は三菱ふそう製を保有。
貸切事業もやっているため、いすゞ・スーパークルーザー(U-LV771R:1993年(平成5年)製。スクールバスとしても使用)なども所持しているが、2024年3月31日をもって貸切事業終了につき、廃車される見込み。
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