上利別駅(かみとしべつえき)は、北海道足寄郡足寄町上利別本町20-11[2]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の電報略号はカト。事務管理コードは▲110509[3]。
歴史
仙美里駅と共に、かつて陸軍軍馬補充部十勝支部(バロン西が一時期勤務していた)の最寄駅であった。そのため、両駅共に将官・皇族・大臣等、貴賓の送迎を考慮して大きな駅舎が建てられ、かつての車寄せの名残で駅前が広かった。
年表
駅名の由来
利別川の上流にあるため[14]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅であった。木造駅舎を持ち、これに足寄高等学校の生徒による絵が書かれていた。
駅周辺
上利別の集落があり、商店等も存在した。製材所が駅のそばにあった。
-
駅舎に描かれていたイラスト(2004年1月)
-
2009年7月現在のホーム側。線路が残る
-
代替バスは国道から外れ駅前に乗り入れる
-
旧上利別駅より国道242号分岐間
隣の駅
- 北海道ちほく高原鉄道
- ふるさと銀河線
- 塩幌駅 - 上利別駅 - 笹森駅
脚注
参考文献
- 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。
- 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
上利別駅に関連するカテゴリがあります。