ドラえもんの派生作品(ドラえもんのはせいさくひん)では、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を元にした、原作者以外の手による派生作品をまとめる。ただし、いわゆる公式とされる作品を対象とし、同人による作品は含まない。
藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』派生作品については研究が進んでおらず、検証可能な資料も不足しているため、すべての派生作品をこの記事で網羅しているわけではない。
藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品の多くは、作者名義の表記方法が以下の2つに大別される(例外もある)。
この記事では、原作者名を併記している作品については原作者名を省略し、漫画執筆者名を「――(漫画執筆者名)作画」と表記する。漫画執筆者名を単独でクレジットしている作品は「――(漫画執筆者名)作」と表記する。
以下の作品の他、絶版の本など膨大な量の作品がある。刊行中。
藤子・F・不二雄存命中に、代わりの者が『ドラえもん』の題で発表した漫画作品の一覧。
藤子・F・不二雄がネームを担当し、たかや健二が代筆した作品は、藤子・F・不二雄作品とみなされるためここでは扱わない。
『ドラえもん』のテレビアニメシリーズは、「漫画・ドラえもん本編のアニメ化」であり、「ドラえもんの派生作品(スピンオフ)」と表現すると語弊がある。ただし、原作漫画が存在しないアニメオリジナル作品の中にはスピンオフ的な内容のものも存在する。
1972年頃、うしおそうじ主宰のピー・プロダクション制作、フジテレビをキー局とした実写版が企画されており、うしおによる手書きの企画書が存在している[5][6]。この際にドラえもんの声優として挙がっていたのが、奇しくも大山のぶ代だった[5][6]。大山の起用は、先に出演した『ハリスの旋風』での演技を見込まれてのことだった[6]。既に高山良策によりドラえもんの着ぐるみまで試作されていたものの、諸事情で実現はされなかった[5][6][7]。
映画ファンの藤子の要望として『ドラえもん』実写化というのはある程度念頭にあった。その映画ではドラえもんはCGだといわれていたが、後にCMフィルムで何度かその形式の実写化は実現している[8]。
知育DVD。アニメはテレビアニメ第2作2期シリーズのキャラクターデザイン、声優などを使用している。
パーソナリティはドラえもん(水田わさび)と野比のび太(大原めぐみ)。
イラストや動画のドラえもんがそのまま登場するもの以外では、以下のような例がある。