『やっぱりヤンチャー』は、NHK教育テレビジョンで1989年4月3日から1990年3月15日まで放送された子供番組である[1]。全35回。
概要
「人として生きる力を身につけること」(個人的生活)、「楽しく生きる力を身につけること」(社会的生活)をねらいとしてドラマを展開[1][2][3]。その曜日で放送された『なかよしリズム』[注釈 1](以下、リズム)『プルプルプルン』(以下、プルン)でおなじみの体操もある。番組の途中で体操をするが、歌と違って、体操の演奏時間が『リズム』『プルン』よりも短い。『プルン』の「モリモリ〈ガミガミ〉体操」のように、毎回いろいろな体操をする。体操は、『プルン』の逆(演奏⇒声⇒演奏)[注釈 2]でその後、モンタ、ソラミのいるプカリンコの国へと直行される。プカリンコの国でギャースカは途中から来るが『プルン』の第1回のように画面が暗くなる。
歌では、テーマ曲が当時の『仮面ノリダー』でおなじみのハ短調の曲や、「ブーブー家族」、「ヤンチャー絵かき歌」などがあり、特に人気なのは「ブーブー家族」。挿入歌はプカリンコの国に行く曲で「メカメカカメカメカメメカメカカメ」。第2回で『おーい!はに丸』のテーマ曲のシーンが見れた。第31回は『水戸黄門』(TBS)のテーマ曲の節で「♪どんぐりころころ どーんぐりこー おいけにはまって さあたいへん」と歌う所もある[注釈 3]。
本作自体は1年で終了したが、本作のキャラクターたちは翌年以降の『ともだちいっぱい』に引き継がれた。ヤンチャーのデザインは前と多少変わっている。
キャスト
放送時間・放送リスト
- 放送時間
- 月曜日 15:00 - 15:15、木曜日 10:30 - 10:45、金曜日 09:15 - 09:30(これらは『リズム』と『プルン』が放送された曜日だった。その時間帯[注釈 4]で放送。)
回 |
タイトル |
初回放送日
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体操、曲目、○○虫
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1 |
はずかしいな |
1989年04月03日
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蝶々さん
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2 |
ひとりがいいな |
1989年04月20日
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こんにちは
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3 |
あばれちゃえ |
1989年04月27日
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お話聞く聞く
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4 |
これぼくの |
1989年05月11日
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もしもしはいはい、秘密の宝物
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5 |
こわれるよ |
1989年05月18日
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しないしない、いいものみっけ
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6 |
ひとりじめ |
1989年05月25日
|
ボーボー、君のかいた絵
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7 |
たのしいよ |
1989年06月01日
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いやいや、ブーブー家族、ブーブー
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8 |
かしてよ |
1989年06月08日
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ケチケチ、ヤンチャー絵かき歌
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9 |
ないちゃった |
1989年06月15日
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手を洗う、しりとりお話ごっこ、シクシク
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10 |
どこにいるの |
1989年06月22日
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イナイイナイ
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11 |
こわくない |
1989年06月29日
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12 |
おやくそく |
1989年07月06日
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海へ山へ行こう
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13 |
げんきかな |
1989年08月28日
|
ヤンチャー絵かき歌、何だろな、ヘナヘナ
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14 |
まってよ |
1989年09月14日
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望遠鏡の歌
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15 |
かわってよ |
1989年09月21日
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雨の日、ワーワー
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16 |
ずるいぞ |
1989年09月28日
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17 |
ぼくがいちばん |
1989年10月05日
|
信号、ガチャガチャ⇒ショボンショボン、信号の歌
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18 |
むこうまで |
1989年10月12日
|
ヤンチャー絵かき歌、右見て左見て、ノロノロ
|
19 |
ポカリ!いたい |
1989年10月19日
|
ポカポカ
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20 |
こわしちゃえ |
1989年10月26日
|
幸せの青い鳥
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21 |
だいじょうぶ |
1989年11月02日
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旗上げの歌、ダハダハ
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22 |
これひみつ |
1989年11月09日
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この絵何に見えるかな、コソコソ
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23 |
ねえ!きいて |
1989年11月16日
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ねえねえ!きいてきいて、ヒソヒソ
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24 |
うるさいな |
1989年11月30日
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おしくらまんじゅう、ガヤガヤ
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25 |
じぶんのおと |
1989年12月07日
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よく見てごらん、ドンドン
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26 |
おどりましょう |
1989年12月14日[注釈 5]
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ワイワイ
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27 |
きっとだよ…わすれない |
1990年01月08日
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秘密の約束
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28 |
へいきへいき…ゆるしてあげる |
1990年01月18日
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今のはだあれ、ムカムカ
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29 |
やめて!むちゃくちゃはいや |
1990年01月25日
|
むちゃくちゃいやだ
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30 |
あげる…ありがとう |
1990年02月01日
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TV見る見る、チョコレート、モゴモゴ、ありがとう
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31 |
どうするの…いってごらん |
1990年02月08日
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元気な子にはなれない、ドキドキ、ヤンチャー絵かき歌
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32 |
いやだなあ…おかたづけ |
1990年02月15日
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グチャグチャ
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33 |
これもって…みんなであそぶ |
1990年02月22日
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ブーブー家族、ぽかぽかロック
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34 |
やってみよう…みんなでつくる |
1990年03月01日
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みんなで作ろう、ダラダラ
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35 |
あそぼうよ…みんなともだち |
1990年03月08日
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ブルブル
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スタッフ
- 作 - 小山田満月
- 音楽 - 小松原まさし
- 演奏 - 新室内楽協会
- 人形美術 - ヒダ・オサム、劇団カッパ座
- 体操振付 - 万丸由理
- 絵 - 上野新司
- 特殊小道具 - 光子館
脚注
注釈
- ^ 「地球でパッパッパッ」「ポッコンポコン」「ポーズでポコン」(1983年度を除く)
- ^ 『プルン』では歌⇒間奏での体操⇒歌だった
- ^ 1988年10月16日放送分の『花王名人劇場』でも歌われた。つまり、この曲は七五調だった
- ^ 月曜日の『リズム』はUちゃん&Kちゃん時代だったが、当時の体操は「ポーズでポコン」
- ^ この日の放送は前回の再放送ではないがこの回は月曜日15時の再放送はなかった(次週からは『冬のテレビクラブ』だった)
出典
- ^ a b 「NHK教育番組センター」『放送教育』第44巻第1号、日本放送教育協会、1989年4月1日、28頁、NDLJP:2341086/15。
- ^ 「『やっぱりヤンチャー』上原正巳」『放送教育』第44巻第4号、日本放送教育協会、1989年7月1日、62 - 63頁、NDLJP:2341089/31。
- ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'90』日本放送出版協会、1990年10月1日、161頁。
外部リンク
NHK教育テレビジョン 幼稚園・保育所の時間 道徳番組 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
おーい!はに丸 (1983 - 1988年度)
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やっぱりヤンチャー (1989年度)
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なかよくあそぼ (1990 - 1993年度)
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NHK教育テレビジョン 木曜日10:30枠 |
プルプルプルン (1988年度)
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やっぱりヤンチャー (1989年度)
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なかよくあそぼ (1990 - 1993年度)
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