ひるパスは、福岡都市圏を運行する西日本鉄道(西鉄)ならびに西鉄グループ各社の路線バスで昼間時間帯に使用できる定額式定期割引乗車券である。
なお、本項では、かつて発売されていたひるパスロングについても記述する。
利用者の少ない昼間時間における買い物、レジャー、ビジネスなどでの利用増を目的に、2004年(平成16年)12月1日に1年間の試行として導入し、のちに正式発売に移行した。福岡都市圏9市3郡の指定地域の西鉄バス一般路線全線に10時から17時(ひるパスロングでは23時)までの間、自由に乗車できる。
西鉄がこれ以前に発売開始したグランドパス65やエコルカードと異なり、年齢・身分などの制限がなく、誰でも購入できる。
曜日を問わず、10時から17時(かつて存在したひるパスロングは23時)までの間が通用時間である。乗車時刻が10時以前であっても降車時刻が10時を過ぎていれば有効。乗車時刻が17時以前であれば降車時刻が17時を過ぎていても有効。乗車バス停の所定の発車時刻が17時以前であっても、実際の発車時刻が17時を過ぎているときは無効。
次項記載の対象エリア内を運行する西鉄グループ(本社、西鉄バス二日市、西鉄バス筑豊、西鉄バス久留米、西鉄バス佐賀、日田バス)の一般路線バス
ワイドエコルカードと同一で、すべて福岡県。なお、例外もある(後述)。
時間外・エリア外・同乗者など、ひるパス(ロングを含む)の搭載されたnimocaからバス運賃を支払う場合、通常付与される2%のnimocaポイントに加えて、4日以内に別途8%のポイントが付与されていた[5]。
1か月用、3か月用、6ヶ月用、1年用がある。ひるパスは1か月6,000円、3か月15,000円、6ヶ月30,000円、1年60,000円。ひるパスロングは1か月9,000円、3か月24,000円、6ヶ月48,000円、1年96,000円。また、企業契約の場合に限り持参人に有効な券も存在する(6ヶ月用・1年用[2]のみで、ひるパスが6か月28,000円、1年56,000円、ひるパスロングは6か月45,000円、1年90,000円)。
いずれも通用期間の開始日は月の初日(毎月1日)のみであるが、2017年度分からは期間方式(例:4月7日から5月6日まで(一ヶ月券の場合))が追加設定される[3]。同様の方式を採っている『エコルカード・ワイドエコルカード・筑豊エコルカード』でも同日分から期間方式と併用になる。
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