『だが、情熱はある』(だが じょうねつはある)は、2023年4月9日から6月25日まで、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は髙橋海人(King & Prince)と森本慎太郎(SixTONES)[3]。
若林正恭(オードリー)と山里亮太(南海キャンディーズ)の半生を描く[1]。
本作のプロデューサー・河野英裕が若林と山里両名のエッセイ本を読み、浮かび上がる人物像からフィクションで二人が出会うお笑い芸人の青春ものでドラマ化できると確信し企画書を作成[4]。映画部門に異動していたことで暫くその企画書は寝かされることになるが、テレビドラマ部門に異動後、若林・山里の漫才コンビ(およびふたりが出演する深夜バラエティ)『たりないふたり』のことを知らず、ドラマ班の企画会議で、その企画書を披露すると、図らずもその会議に「たりないふたり」の仕掛け人である安島隆が参加しており、「実は、もうこれやっているんですよ」と事情を説明される[4]。安島は「たりないふたり」の仕掛け人故にドラマ化の判断に苦慮したが、会議に参加する他のメンバーがドラマ化に前向きであったことから、若林と山里当人たちや事務所にドラマ企画の話を確認してもらう運びとなり、最終の企画会議も通り、ドラマ化されることになる[4]。
若林と山里の友情物語でもない、まだこれからさらに駆け上がっていくという意味では、サクセスストーリーでもないため、河野は「ただ、教訓がある」という内容のドラマにしようと考えていたが、脚本の今井太郎が、台本の中でこのセリフを取り上げ、「たりないふたり、だが情熱はある」と言葉がつながることもあり、ドラマタイトルにしようと提案、タイトルが「だが、情熱はある」に決定する[4]。
若林役の髙橋海人がいつも不安を抱え、暗中模索で走っている様子に若林との共通性を感じたこと、山里役の森本慎太郎はビジュアル的に寄せることができ、バラエティー番組で見せる場を盛り上げる点に山里に近い雰囲気を感じさせたことがふたりの起用理由であると、プロデューサーの河野は語っている[5]。
髙橋と森本は若林、山里と連絡先の交換を行い、髙橋は若林を食事に誘うなどして作中で描かれるエピソードの実際の様子を質問したり、森本は山里に台本を読んでもらったボイスメールを送ってもらい、本人のしゃべり方の特徴を研究するなどして役作りを行っている[5]。
『たりてるふたり』と題し、動画配信サービスHuluでスピンオフドラマが独占配信中[72]。
2023年6月18日の地上波第11話放送終了後に前編が、6月25日の地上波最終話放送終了後に後編が配信された[72]。
春日としずちゃんのちょっと変わった「日常」と「情熱」、そしてときどき「青春」が描かれる[72]。
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