垂木 勉(たれき つとむ、1958年3月8日[1] - )は、日本の男性ナレーター、声優、俳優。ザ・ユニバース代表。北海道夕張市出身。「たるき べん」と誤読されやすく、名字が垂水に似ている事から「垂水勉」と誤記されやすい。
来歴
北海道夕張北高等学校時代から劇団活動を行う。札幌市長の秋元克広は高校の2年先輩である。桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業後、1978年安部公房スタジオに所属。俳優としてデビューし[3]、安部公房の芥川賞受賞作『S・カルマ氏の犯罪』で主役のS・カルマに抜擢。同スタジオ米国公演ではセントルイス、ワシントン、シカゴ、ニューヨーク、デンバーの5都市を回る。1979年、解散後は私塾で1年間学んだ後、声優・ナレーターになる[4]。1981年東京俳優生活協同組合所属。1999年ベルベットオフィス設立に参画。
『鳥人戦隊ジェットマン』(テレビ朝日)ではナレーターで出演し、軽妙で尚且つ変幻自在な語り口を意識したという[4]。ジェットマン出演をきっかけに人気が広がり、更にはナレーターの地歩を固め、幅広いジャンルの番組にレギュラーナレーターとして出演している。
2008年10月1日にベルベットオフィスから独立、ザ・ユニバースを設立した。現在、単発特番をはじめ、多くのレギュラー番組のナレーションを民放各局で務めている。
俳優としては、テレビドラマ『もう誰も愛さない』の最終回に出演し、吉田栄作と山口智子らと共演している。
出演(ナレーター・声優)
太字はメインキャラクター。
テレビ番組
太字は現在も担当。
キャラクター
スタジオ出演
テレビアニメ
OVA
劇場アニメ
- カウボーイビバップ 天国の扉(2001年、パンチ)
Webアニメ
ゲーム
吹き替え
ドラマ
アニメ
特撮
人形劇
その他コンテンツ
出演(俳優)
テレビドラマ
舞台
参考文献
- 垂木勉(インタビュアー:鈴木健司)「特集 番組の「色」を決めるナレーター列伝」『『新・調査情報passingtime』46号, TBSメディア総合研究所』、20-21頁、2004年3月1日。
出典
外部リンク