『この生命誰のもの』(このいのちだれのもの、原題:Whose Life Is It Anyway?)は、1981年製作のアメリカ合衆国の映画。
ブライアン・クラーク作の同名舞台劇の映画化。交通事故で四肢の機能を失った若い彫刻家が、“死ぬ権利”を求めて裁判を起こし闘う姿を描く。ジョン・バダム監督、リチャード・ドレイファス、ジョン・カサヴェテスらが出演。
あらすじ
若き新進彫刻家ケン・ハリソンは公私ともに絶頂期にあったが、ある日交通事故に遭う。一命はとりとめたものの、首から下の身体の感覚が麻痺し、一生植物人間として生きていく他はなくなってしまった。
仕事はおろか、日常生活も一人では行えなくなった彼は「自分の人生は終わった。自分はもうすでに死んでいるに等しい」と主張、一切の治療を拒否して安楽死を求める。しかし、主治医のエマーソンを始めとする医師たちは「生かす事が自分たちの仕事である」として、これを拒否。ケンは“死ぬ権利”を求めて、裁判を起こす事を決意する。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1989年4月13日 TBS『木曜シネマパラダイス』)
スタッフ
- 日本語版
脚注
外部リンク
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