Ѿ, ѿは、初期キリル文字の一つで、現在は使用されていない。ѠとТとを水平に記述した合字が起源である。
古代教会スラヴ語や、古代東スラヴ語において、しばしば отъ(from)と綴られていた。
呼称
音素
отъ と等価。
諸事項
- 古代教会スラヴ語の отъ は「…から」という意味の前置詞である。ロシア語のотに相当する。
- この文字に関する正式な名前、発音などは、現時点では判明していない。
- フォントによっては、小文字は W のようになることがある。
符号位置
大文字 |
Unicode |
JIS X 0213 |
文字参照 |
小文字 |
Unicode |
JIS X 0213 |
文字参照 |
備考
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Ѿ
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U+047E
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‐
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Ѿ
Ѿ
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ѿ
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U+047F
|
‐
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ѿ
ѿ
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