劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(ゆうぎおう ザ・ダーク・サイド・オブ・ディメンションズ)は、2016年4月23日に公開された劇場用アニメ。漫画『遊☆戯☆王』の映画化作品である。略称は、デュエルリンクスにて「DSOD」が使用されている[2]。
キャッチコピーは「再び闘いの舞台へ―」「遊☆戯☆王 生誕20周年を迎える2016年― ついに遊☆戯☆王シリーズで初の長編映画が誕生する!!」「闘え、信じるもののために―。」。
1996年の原作漫画連載開始20周年を記念した作品で、『遊☆戯☆王』を冠する劇場用作品としては通算4作目に当たり、東映が配給を務めるのは、1999年3月6日に公開された劇場版『遊☆戯☆王』以来となる。
今作は、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を始めとしたアニメシリーズとの物語の繋がりはなく、全38巻ある原作漫画・『遊☆戯☆王』遊闘(バトル)337 - 遊闘(バトル)342 - 遊闘(バトル)最終話の後日談となっている[3]。
2016年9月24日より、4DXおよびMX4D仕様が封切られた。この公開により、日本国内での同仕様アニメ映画作品は『ガールズ&パンツァー 劇場版』に次ぐ2作目となった。
この映画の観賞またはコラボレーション企画により、特典カード等のグッズが貰える。貰える方法は以下の6種類。
数々の試練を乗り越えた末、もう一つの人格「闇遊戯」ことアテムと別れることとなった武藤遊戯。闇遊戯は冥界へ旅立ち、遊戯と闇遊戯の人格交代に必要なアイテムであった「千年パズル」も地中深くに封印された。半年後、遊戯たちは卒業を目前に控え、日常の生活に戻っていた。そんな遊戯たちの前に、謎の少年「藍神」が現れる。一方、かつて闇遊戯のライバルであった海馬瀬人は、千年パズルの発掘を試みていた。
本作と連動して2016年4月11日発売の『週刊少年ジャンプ』19号、18日発売の20号にて、2号連続の読み切り漫画『TRANSCEND・GAME 遊☆戯☆王(トランセンド・ゲーム ゆうぎおう)』が掲載された。同誌への掲載は、連載が終了した2004年3月以来、12年ぶりとなる[7]。
漫画の内容は、原作の最終話となる第343話から劇場版の物語をつなぐエピソードが展開される。
本作の公開に合わせ、下記の連動企画が展開された。